【動画編集】案件が取れる営業文の書き方5STEP!
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- 営業文って何を書けばいいの?
- 何件も応募してるのに、全然採用してもらえない・・・
- 案件の獲得率が上がる営業文の書き方を教えて!
こういったお悩みにお答えします。
ポートフォリオで十分な編集スキルを示したとしても、営業文がダメだと『この人はコミュニケーション力に不安があるな』と判断され案件は獲得できません。
初心者の頃の私も、案件に応募するたびにクライアントに無視され続けていました。
しかし試行錯誤を繰り返した結果、動画編集を始めて2ヶ月半で初案件を獲得することができました。その後も個人・企業問わず立て続けに採用していただき、5ヶ月目には副業で約10万円を稼ぐことができています。
この記事では現役の動画編集ディレクターが
- 動画編集の案件が獲得できる営業文の書き方5STEP
- 動画編集の営業文でダメな例5つ
- 動画編集の営業文で一番大事なのは『誠実さ』
- 動画編集の営業の仕方3パターン
- 営業した結果、不採用でも落ち込む必要なし
- 誰かに営業のサポートをしてもらい方は
これらについて解説していくので、最後まで読むことで案件の獲得率が上がる営業文を書けるようになります。
5STEPに沿って、クライアントの不安を払拭する営業文を作っていきましょう。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 動画編集を始め、半年後には月10万円を達成
- 動画編集者として200本以上を納品
ポートフォリオのつくり方や案件の探し方も知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
>>【挫折しない】初心者向け!動画編集案件の獲得までにやること4つ!
動画編集の案件が獲得できる営業文の書き方5STEP
案件を獲得できる営業文を書くために、次の4STEPに沿って作業をしていきましょう。
- STEP1:【心の準備】クライアントにとって必要なことを書く
- STEP2:募集文を読んで必要な情報を見極める
- STEP3:必要最低限のことを実際に書いてみよう
- STEP4:プラスアルファの情報を付け足そう
- STEP5:少し時間を置いてから十分に見直そう
順番に解説していきます。
STEP1:【心の準備】クライアントにとって必要なことを書く
営業文には『クライアントが知りたがっていること』を書きましょう。『あなたが書きたいこと』ではないので要注意です。
不要なことが書いてある営業文は、そもそも読んでもらえませんからね。
『動画編集を依頼したい!』というクライアントが動画編集者を募集すると、たくさんの営業文が送られてきます。これらを一通ずつ確認するだけでも大変な作業。
やたら長文だったり、必要がないことが書いてある営業文は読んでいられないのです。これではどんなに良いことが書いてあっても採用されません。
忙しいクライアントの立場になって、相手にとって必要な内容だけを書くことを心がけましょう。
STEP2:募集文を読んで必要な情報を見極める
肝心の『相手にとって必要な情報がなにか』ということは募集文から読み取りましょう。
出典元:ランサーズ
クライアントによっては、応募者に書いてほしいことをリスト化している人もいます。『冒頭の挨拶文などは不要です!』という注意書きがあり、長文をいちいち読んでいられないというこの方の忙しさが垣間見えます。笑
書くべきことが明確に示されていると、編集者としても応募しやすいですね。
多くの案件ではここまできっちりと『書くべきこと』は明記されていませんが、募集文をよく読んで相手にとって必要な情報が何なのか見極めましょう。
STEP3:必要最低限のことを実際に書いてみよう
募集文例
お世話になっております。
◯◯株式会社の△△と申します。
ビジネス系YouTube動画の編集依頼です。カット前の尺は15分程度で、編集マニュアル・指示書完備ですので初心者の方でも安心して作業していただけます。
継続依頼をさせていただく可能性もあります(週2~3本依頼予定)。【必須スキル】
・Adobe Premiere Pro
【報酬】
・5,000円~(修正が減っていくごとに8,000円までUP)
【応募条件】
・ポートフォリオ
・副業かフリーランスか
・稼働時間
を記載の上ご応募ください。よろしくお願いいたします。
こんな募集文があったとして、STEP1とSTEP2を参考に営業文を作っていきましょう。
【必須スキル】
・Adobe Premiere Pro
という記載があるので、『使用ソフトはAdobe Premiere Proです』ということは書くべきですね。
【報酬】
・5,000円~(修正が減っていくごとに8,000円までUP)
報酬に関しては特に書く必要はありません。案件に応募した時点で、この金額で了承していることは相手にも伝わりますからね。
【応募条件】
・ポートフォリオ
『ポートフォリオは下記リンクからご覧ください(https://www.youtube.com/〇〇)』
とポートフォリオのリンクを記載しておきましょう。
・副業かフリーランスか
『副業ですorフリーランスです』と書けばOK。簡単ですね。
・稼働時間
『平日:〇時間、休日:〇時間です』
とりあえず必要最低限のことを書くとこんな感じですね。
STEP4:プラスアルファの情報を付け足そう
STEP3で書いたものをベースに、情報を付け足していきましょう。
『必要最低限のことしか書かないんじゃねぇのかよ!』と怒られそうですが、STEP3で作った営業文では周りとの差別化が難しいです。誰でも同じような営業文になりますからね。
プラスアルファの情報を補足して周りに差をつけましょう。
稼働時間について掘り下げ
STEP3では、稼働時間について『平日:〇時間、休日:〇時間です』とだけ書きました。最低限、質問には答えているかたちですね。
この項目をもう少し掘り下げていきます。
このとき考えるのはなぜクライアントはあなたの稼働時間を知りたいのか?ということ。
- あなたが十分な作業時間を確保できているか
- どの時間帯で連絡が可能か
あなたを採用するかどうかを判断するうえで、これらの情報が必要だからでしょう。
作業時間が少なければ納期オーバーのリスクがありますし、夜型の編集者であれば勤務時間内に連絡がつきません。
(納期が72時間であること・クライアントが会社員であることは募集文から読み取っておいてくださいね。)
こういったクライアントの不安を払拭するような営業文を書くことができると採用率が爆上がりします。
先ほど作った文章に補足すると
・稼働時間
平日:〇時間(△時~△時)、休日:〇時間(△時~△時)
1本あたりの納期は2~3日です。
こんな感じになります。
継続依頼をさせていただく可能性もあります(週2~3本依頼予定)
という項目もケアするなら『週2~3本対応可能です』と書いておくとベストですね。
ほかの項目についても『クライアントは何を不安に思っているんだろう?』と考えられるといい営業文が書けますよ。
STEP5:少し時間を置いてから十分に見直そう
書き終わったらコーヒーでも飲みながら一度休憩して、少し時間をおいてから営業文を見直してみましょう。
丁寧に書いたつもりでも、意外と誤字脱字があったりするものです。
私も以前、営業文を送った後で誤字に気づいて落ち込んだ経験があります。笑
思ってしまったでしょうね。
営業文に誤字脱字があっては、『納品前に誤字脱字がないようしっかりと確認します!』と書いていても信用されません。一文字ずつチェックするくらいの気持ちで確認しましょう。
動画編集の営業文でダメな例5つ
以下の5つに当てはまってしまうと、不採用となってしまう可能性が高いです。
順番に解説していきます。
本名を名乗らない
ニックネームで応募すると、それだけで落とされてしまうこともあります。
『名前も名乗れないやつと仕事なんかできるか!』と考えている人は多いですからね。
筆者もブログやTwitterでは『シゲル』として活動していますが、案件に応募するときは本名フルネームです。
営業文は一般に公開されるわけではありませんので、できる限り本名で応募するのがおすすめです。
コピペで作られている
誰に対しても同じ営業文を送っている場合、採用してもらうのはかなり難しいでしょう。
手抜きのコピペ営業文なんて、たくさんの営業文を見慣れているクライアントにはバレバレ。スパム程度に扱われて終わりです。
求めている編集者の特徴・営業文で聞きたいことはクライアントによってぜんぜん違うので、きちんと相手に合わせた営業文を作りたいですね。
言葉遣いが不適当
『こんにちは!シゲルといいます!頑張ります!』のような、TPOをわきまえていない文言葉遣いの方は多いです。
、『この人ビジネスメール書いたことないんだろうな』と思われてマイナス評価となってしまいます。クライアントは友達を探しているわけではありませんからね。
営業文からは、あなたの責任感や誠実さが伝わるのが理想。ビジネスマンとしてふさわしい文章を書きましょう。
腕の見せ所ですね。
ネガティブな情報を書いている
『初心者ですが~』『自信はありませんが~』などのネガティブワードは書かないのがおすすめです。クライアントを不安にさせてしまいますからね。
『初心者ですが』などと書くのはクライアントのためではなくあなたが予防線を張りたいから。クライアントの立場にまったく立てていません。
クライアントとしては『初心者で自信がないなら、自信をつけてから応募してきてね』と思ってしまうのが普通です。
『初心者だから』ということに加え『相手がどう思うかを考えられない人なんだな』と判断され、ほぼ間違いなく落とされてしまうでしょう。
入りたくないですよね?
ポートフォリオが見づらい
ポートフォリオを1クリックで確認できない営業文もNGです。
クライアントは何十ものポートフォリオ動画を確認しなければいけないこともあります。見るまでに手間がかかるなら『めんどくさ』と思って次の応募者の選考に移ってしまいます。
GigaFile便などのリンクを貼って『ここから動画ファイルをダウンロードしてください』なんて書いていたら一発アウトなので注意してください。
自身のYouTubeチャンネルに限定公開でアップロードしておき、リンクを記載するのが一般的です。
動画編集の営業文で一番大事なのは『誠実さ』
営業文に最も重要なものは『誠実であること』です。ウソや誇張のない営業文を書きましょう。
誠実な営業文でないと、クライアントとの信頼関係を築くことができません。
いざ納品したタイミングで『あれ、この編集者思ったより下手だな・・・』とか『営業文では“できる”って書いてたのに…』などと思われてしまっては信頼してもらえないですよね。
あなたとしても『営業文で盛ったことがバレたらどうしよう』と、ビクビクしながら仕事をすることになってしまいます。
そもそも動画編集の委託契約は簡単に打ち切られてしまうので、営業文を盛ってまで採用してもらうメリットは小さいです。
あなたのゴールは『クライアントから信頼され、動画編集で継続的にお金を稼いでいくこと』ですよね?そのために、誠実な営業文を書くのがおすすめです。
ということなんですね。
不採用の方がマシです。
動画編集の営業の仕方3パターン
動画編集の営業先として代表的なのは
これら3つです。
営業先 | 単価 | 手軽さ | 安心・安全さ | おすすめ度 |
クラウドソーシング | × | 〇 | ◎ | 2位 |
SNS | 〇 | ◎ | △ | 3位 |
スクールからの紹介 | 〇 | △ | ◎ | 1位 |
それぞれを比較するとこんな感じ。安心・安全さを重視したい方はスクールから紹介してもらうのがおすすめです。
動画編集の営業の仕方についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてお読みください。
営業した結果、不採用でも落ち込む必要なし
ここまで案件獲得のための営業文の書き方について解説してきましたが、結局たくさんのクライアントに落とされるでしょう。
しかし、落ち込む必要はまったくありません。
不採用になっても『あなたのせい』とは限らないからです。
1人目の応募者のレベルが高く、クライアントがその方を即採用してしまったのかもしれません。
募集をかけたあとで『募集文には△△って書いたけど、やっぱり〇〇な人がいいよな』と考え方や状況が変わったのかもしれません。
どれだけしっかりと営業文を書いても、こんな事情には対応できないので『落ちて当然』というくらいの軽い気持ちで応募しましょう。
応募しなければ絶対に採用されませんからね。
ガンガン営業して、良いクライアントとめぐり合いましょう!
誰かに営業のサポートをしてもらい方は
動画編集の営業をしていると、なかなかうまくいかずに不安になることも多いです。
『クライアントから返信すらもらえない…』
『どこか、自分じゃ気付かないダメなポイントがあるのでは』
こんなふうに悩み、挫折してしまう動画編集者も多くいるのが現状。
これを回避しあなたがスムーズに稼いでいくためには、スクールに入りプロ講師にサポートしてもらうのが一番です。
一例を挙げると『プロクリ』というスクールでは、あなたが案件を獲得するまで継続してサポートしてくれます。『Premiere Proの使い方だけ教えて終わり』ではなく、実際に稼ぎ出すところまで支えてくれるので安心して進んでいけるでしょう。
独りで悩んでいる余計な時間がなくなるのはもちろん、精神的にもすごく楽になりますよね。
- 思うように結果が出ずに悩んでいる
- 副業なので、まとまった時間の確保が難しい
- 一刻も早く会社を辞めたい!
こんな方は受講を検討してみてくださいね。
『プロクリ』については以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は無料で話だけでも聞くのがおすすめですよ。
『【動画編集】案件が取れる営業文の書き方5STEP!』のまとめ
- 良い営業文を書くにはクライアントの立場に立つことが必須
- 採用された後に信頼を失わないよう、誠実な営業文を書こう
- たくさん落ちても気にする必要なし
ここまでお読みいただきありがとうございました!