【副業】『動画編集者はオワコン』『もう遅い』が嘘である2つの理由【プロが解説】
- 副業として今から動画編集ってどうなんだろ・・・
- 動画編集スキルを身につけても、今後は稼げなくなるのでは?
- もうすでに動画編集者は飽和してるんじゃないの?
こういったお悩みにお答えします。
新しく副業を始めようと考えたときに、どうせなら将来性のあるスキルを身につけたいですよね。
忙しい合間を縫って必死に勉強したのに、その仕事自体がオワコンになってしまったらまともに稼ぐのは難しいですし、勉強してきた時間もムダになってしまいます。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが初心者の方向けに『動画編集者はオワコン』『もう遅い』が嘘である2つの理由について解説しますので、最後まで読むことで動画編集スキルが将来も役に立つのかどうかが分かります。

あまりご存じない方だけが
言っている印象です。
動画でサクッと学びたい方はこちら
他にも、動画編集者の魅力や他の副業との比較について知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
>>【超初心者向け!】未経験でも大丈夫!動画編集者の仕事内容を5つのポイントで解説!
目次
『動画編集者はオワコン』『もう遅い』が嘘である2つの理由
動画編集業界はとても将来性が高いのですが、ネット上だとオワコン扱いされていることがあります。
これは完全に誤解…というか、それ以前の問題ですね。おそらく、『オワコンです』と言っている方はあまり動画編集業界のことをご存じないのでしょう。
私もネット上のいろいろな記事を読みましたが、しっかりとした根拠を持って『オワコンである』と結論づけているものは一つもありませんでした。
ぜひこの記事をお読みのあなたには、『根拠があるかどうか』を基に判断していただければと思います。
では具体的に2つの理由を解説していきます。
- 動画編集業界は、今後ますます拡大していく
- 動画編集者は圧倒的に不足している
1.動画編集業界は、今後ますます拡大していく
動画編集業界は急速に拡大してきており、今後もその勢いは加速していくでしょう。
サイバーエージェント オンラインビデオ総研が行った調査では、2022年に5,497億円である動画広告の市場が、2025年にはなんと1兆465億円に達すると予想しています。
たった3年で2倍になるなんて、とんでもない成長速度ですね。
これは、インターネット動画広告を積極的に行っているのが、まだ一部の企業だけだからでしょう。
多くの企業は今までずっとテレビ広告一筋でやってきているため、インターネット動画についてはノウハウをあまり持っておらず、参入が遅れているのです。
今後は出遅れた多くの企業がインターネット動画に参入してくるため、上のグラフのように市場が急速に拡大していくのでしょう。
インターネット動画世代が経済の中心に
これからは、幼いころからYouTubeなどのインターネット動画を見て育ってきた子どもたちが大人になり、経済の中心になる世界がやってきます。
一方で、テレビ世代は高齢者が比較的多いため、その人口はだんだんと減少していくでしょう。
その結果、ネット動画世代の人たちに商品を買ってもらうため、企業はテレビよりもインターネット動画広告に力を入れざるを得ないのです。
こうした動きにより、インターネット動画にかけられる広告費もどんどん増えていくのは間違いないでしょう。
上のグラフを基に考えれば、動画に関する仕事の量は『2022年→2025年にかけて2倍』になる見込みです。
となれば、必要な動画編集者の数も2倍くらいになってもおかしくありませんよね。これって、とても有望なビジネスチャンスだと思いませんか?
『今のうちに動画編集スキルを身につけておくと、将来役に立つ』というのは自然な考え方ですよね。
2.動画編集業界は圧倒的に人手不足
このように将来有望な動画編集者なのですが、今現在まったく人手が足りていないのが現状です。
その理由は、ほとんどの方が早い時点で挫折し、動画編集者をやめてしまうためです。
ざっくり図解するとこんなイメージ。一番下の『初心者』の方の数だけがずば抜けて多いのが現状です。
インフルエンサーの影響や、コロナ禍で在宅ワークに注目が集まったことにより動画編集を始める方は増えていますが…。主に初案件を獲得する前の段階でつまづいて、あきらめてしまうのです。
私も初心者の頃はなかなか案件を獲得することができませんでした。応募しても応募してもクライアントに無視され続けてきたので、嫌になる気持ちはよく分かります。
こうして多くの人材が初心者のうちに挫折してしまうため、仕事をこなせる編集者の数はいつまで経っても足りないままなのです。
初心者だけなんですね…。

動画編集者は挫折せずに継続していけば稼げます
動画編集者が不足している現状、挫折せずに動画編集を続けていけば間違いなく稼げるようになります。
上で述べた通り、編集者は現状でも足りていないのに、3年後には約2倍の人手が必要になります。とんでもない売り手市場になると予想できますよね。
何ヶ月・何年と継続できる人はとても少ないので、続けているだけでライバルが減っていき稼ぎやすくなります。
なお、この業界にいる方の認識はこんな感じです。
動画編集は全くオワコンじゃないですよ。ポジショントークでもなんでもなく。市場は拡大しているし、発注者はみんな動画編集者不足に悩んでいる。イケている動画編集者の希少性があがり単価にインフレが起きている。普通のことできれば仕事はあつまるし、マーケまで巻き取りやすい。最高じゃん。
— あお(医学生マーケター)@案件獲得スクール/コンサル運営 (@aotech6) April 6, 2021
【案件が山盛り】
僕の周りみんな寝る暇惜しんで作業してます
誰?動画編集オワコンとか言ってる人#動画編集
— よねすけ@早起担当大臣 (@yonesuke_slot) October 28, 2020
『動画編集者はオワコン』
『仕事がない』
『動画編集は稼げない』
と聞きますが、実際は普通に稼げます。
日本に法人は264万社もあります。
それに、5Gの影響で動画の需要も高まっている。
本当にオワコンでしょうか?
僕から見ると激アツ市場にしか見えません。
営業し放題です
— ひぐちゆうた@ITスキルで沖縄移住💻企業案件専門ノマドIT社長🌎 (@YUTAJAPAN210) September 9, 2021
動画編集は将来的にも役に立つスキルですので、なるべく早く習得しておくことを強くおすすめします。
2022年も引き続き動画編集がアツい
今年に限っても、引き続き動画編集業界は大きく成長するでしょう。我々編集者にとっては、ますます働きやすい環境になりそうです。
先ほどは3年間で2倍になるという点に注目しましたが、2022年~2023年の1年間を見ても1.3倍ほどに伸びる予想です。
年始に比べて、年末には仕事の量が1.3倍に増えるってすごいですよね。もちろん、その分人手も必要になるでしょう。
動画編集は即金性が高く、早ければ開始数ヶ月でお金を稼ぎ始めることができます。そのため、これから動画編集を始めた方が2022年中にこの波に乗ることも十分可能ですね。
AIによる仕事の減少はまだまだ非現実的
ネット上では『AIが発達すると動画編集者の仕事はなくなっていく』という意見を見かけますが、今のところその心配はまったくありません。
動画編集作業の中で最も自動化しやすいのはテロップ入れですが、AIで文字起こしをすると、誤字脱字がとても多いのが現状です。
2種類の自動文字起こしサービスを比較したものが上のグラフです。
左側のPremiere Proの自動文字起こし機能は比較的誤字率が低いのですが、それでも7.4%は誤字が発生している状態でした。
7.4%と聞くと少なく感じるかもしれませんが、『みなさんおはようございます』という文章の中に誤字が1文字発生している計算です。
また、テロップのデザインや表示するタイミングなど、まだまだ人間が手作業で調整・修正してあげる必要があります。
テロップに限っても完全な自動化がほど遠い状態。ましてやカットやエフェクトなど、いわゆるセンスが問われる作業まで自動化されるのはもっと先のことになるでしょう。
そのため、当面、動画編集者がAIに仕事を奪われるような心配は不要です。
『動画編集者はオワコン』『もう遅い』が嘘である2つの理由のまとめ
- 動画編集業界は今後ますます拡大していく
- 動画編集者の数は圧倒的に足りていない

早い方がおすすめですよ
動画編集を学ぶならスクールがおすすめ
動画編集を学ぶにあたって
- どうやって勉強していけばいいの?
- 正直、わけ分からんことばっか…
- 誰か詳しい人教えてくれー!
このようにお悩みではありませんか?
もしあなたが最短で効率よく動画編集で結果を出し、人生を変えたいのであれば、独学ではなく信頼できるスクールに入るのがおすすめです。
独学だと、もともと勉強の効率が悪いことに加え、自分のスキルを客観的に測ることもできません。
『あと何を勉強すればいいんだろう』『もう自分のスキルは十分なんだろうか…』と迷いながら進むことになってしまうんですよね…。
きちんと賢く動画編集を学んでいる人たちと比べて、結果を出すのがとても遅くなってしまいます。
私も独学で動画編集を始めたため、数多くの失敗や遠回りをしてしまいました。
同期だと思っていた方たちが次々と結果を出していく一方、私は思うように稼げず、何が悪いのかすらわからずに悩んでいたのです。
私のようにノロノロと独学で勉強し、周りの編集者に置いていかれたくない方は、スクールに入って効率的に進んでいくのがおすすめです。
スクールに入れば、しっかりと体系的・網羅的に動画編集を勉強することができます。
『次に何を勉強すればいいんだろう』などと迷う必要はありません。
さらに、スクールによっては、受講が終わったあとに仕事を紹介してくれるところも。
『最短で稼げるようになりたい!』という方はぜひ検討してみてください。
まとまった勉強時間が取れない副業の方には、特におすすめです。
現役ディレクターがおすすめする動画編集スクールTOP10はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>>現役ディレクターおすすめの動画編集スクールランキングTOP10!
ここまでお読みいただきありがとうございました!