【Premiere Pro】プレビューが重い・カクつくときの改善方法5つ!
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- Premiere Proの動作が突然重くなったんだけど!?
- 納期もうすぐなんだよ…勘弁してくれよ…
- サクサク動くようになる方法を今すぐ教えて!
こういったお悩みにお答えします。
Premiere Proの動作が重い…これは動画編集者にとって一大事。納期に遅れてしまったらあなたの評価はダダ下がりです。
『PCが動かなくて…』なんて言い訳になりませんからね。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが
- 【最初に確認】Premiere Proのプレビューが重くなる原因3つ
- プレビューが重い・カクつくときの改善方法5つ!
- 動作環境を整えてストレスなく作業しよう
- 独りで悩みながら動画編集をしていませんか?
これらについて解説していくので、最後まで読むとプレビューが軽くなり快適に編集作業を進めることができます。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
- 動画編集者として200本以上を納品
- 現役の動画編集ディレクターとして活動中
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他にも月10万円達成までに知っておきたいテクニック・ノウハウはこちらの記事で解説しています。
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【最初に確認】Premiere Proのプレビューが重くなる原因3つ
一般的に、Premiere Proの動作が遅くなる原因としては
- PCのスペック(特にメモリ)不足
- 他のソフトなどがリソースを圧迫している
- Premiere Proのバージョンが古い
これらが挙げられます。
PCのスペック(特にメモリ)不足
真っ先に疑われるのはあなたのPCのスペック不足です。
あなたのPCが以下のスペックを満たしているか確認しましょう。
- CPU:Intel® 第7世代以降、AMD Ryzen™ 3000 シリーズ以降
- メモリ:16GB以上
- GPU:4GB以上
これらの基準はAdobe公式サイトでPremiere Proを使う上での推奨スペックとして示されているものです。
このスペックを満たしていないPCをお使いの方はすぐ買い替えor増設しましょう。
PCのスペックが根本的に不足していると、この記事で解説しているテクニックを使って軽量化を図ったとしても焼け石に水。
特にメモリは初心者でも簡単に増設できるうえに32GBでも約1万円とお手軽です。
快適に動画編集作業をするため、メモリにはあまりケチらずに投資しておくのがおすすめです。サクサク作業を進めて、余った時間でのんびり休憩しつつ動画編集ライフを送りましょう。
『常にちょっと余裕がある』くらいのスペックは確保しておきたいですね。
他のソフトなどがリソースを圧迫している
Premiere Proと同時に他のソフトも起動していると、それらがPCのリソースを食ってしまっていることもあります。
できる限り他のソフトを閉じた状態でPremiere Proを動かしてみましょう。ずっとPCを起動し続けている方は、一度再起動してみるのもいいですね。
Premiere Proのバージョンが古い
Premiere ProなどのAdobeソフトはかなり頻繁にアップデートが入ります。
そのため、ちょっと忘れていただけですぐに古いバージョンに。
古いバージョンだと、予期しないエラーや動作不良が起こる確率が高くなります。セキュリティ的にもリスクが高いですしね。
『なんか調子悪いな…』と感じたら、一度Premiere Proのバージョンを確認してみましょう。
プレビューが重い・カクつくときの改善方法5つ!
それでは『スペックも不足していないし、Premiere Proも最新だけど動作が重い!』という場合の対処法5つを解説していきます。
順番に解説していきます。
再生時の解像度を下げる
プログラムモニターの下の『フル画質』と書いてある部分のタブをクリックすると、再生時の解像度を変更することができます。
ここを1/2や1/4など低画質に変更すると、プレビューの動作が軽くなります。
再生する動画の画質が低い方がPCへの負担が少ないですからね。
元の動画の画質によっては1/8や1/16が選べる場合もありますが、考え方は同じです。
ただし画質を落とすとカラーなどの細かな調整をするのが難しくなるので、必要に応じて画質を切り替えながら作業しましょう。
部分的にレンダリングする
エフェクトなどの影響で重くなってしまっている部分をレンダリングすることで、プレビューがスムーズになります。
動画に変換することです。
普段Premiere Proはタイムライン上の情報を読み込み、その情報を基にレンダリングという処理をして『動画にするとこうなるよ』とプレビュー表示してくれています。
普通は即座にレンダリングが完了しプレビュー表示されるため、私たちは画面を見ながらリアルタイムでテロップなどの位置を調整できるのです。
しかし動画が高画質だったりエフェクトが複雑だったりすると、この処理に時間がかかりプレビューが重くなってしまうことがしばしば。
上の画像のようにレンダリングバーが赤くなっていたら要注意。この部分は『リアルタイムでレンダリングするのは厳しいよ』という状態です。
信号機と同じで、重い順に赤色 → 黄色 → 緑色とタイムライン上で色が変わるので分かりやすいですね。
『リアルタイムでプレビュー表示できないなら、あらかじめ時間をかけてこの部分だけレンダリングしておこう』というのがこの項目の趣旨です。
レンダリングが完了すると緑色に表示が変わり、他の部分と同じように快適にプレビュー再生をすることができます。
部分的なレンダリングの方法はとても簡単。重くなっている原因のクリップを選んでEnterキーを押すだけです。
部分的なレンダリングはあくまでも『今の状態』プレビューできるようにしただけなので、ほんの少しでもクリップを移動させたりエフェクトを変更すると赤色に戻ってしまいます。
そのため、編集中に行ってもあまり効果がないので注意しましょう。ある程度編集が終わった後で使いたい方法ですね。
クリップを無効化する
これは上の『部分レンダリング』より少し強引な方法。
特定のクリップのせいで動作が重くなっている場合、そのクリップを非表示にすることで軽量化してしまおう、というものです。
原因となっているクリップが『とりあえず表示されなくても問題ないな』という場合に使いましょう。
無効化したいクリップを選択した状態で右クリック → 『有効』をクリックしてチェックを外しましょう。
これでそのクリップがプレビュー画面から消えたはず。一気に軽くなったとしたら、今まで重かった原因はそのクリップだったということですね。
『有効』にチェックが入っていない状態だと最終的に書き出すときも出力されません。忘れてそのまま納品しないように気をつけましょう。
メディアキャッシュを削除する
Premiere Proを長時間使っていると『キャッシュ』と呼ばれる一時ファイルが溜まっていき、これがPCのリソースを圧迫してしまうことがあります。
そのため一度キャッシュをキレイに消して、PCをリフレッシュさせることで動作が軽くなる場合があります。
Premiere Proを開き、プロジェクトを立ち上げる前に『編集』タブ→『環境設定』→『メディアキャッシュ』をクリックします。
『メディアキャッシュファイルを削除』の右側の削除ボタンをクリックしましょう。
すると小さなウインドウが開くので『システムからすべてのメディアキャッシュファイルを削除』にチェックをつけ、『OK』をクリックすれば完了です。
これでPremiere Proに残っているキャッシュがクリアされます。
プロキシで軽量化する
元々の動画素材が重い場合、特に有効な方法です。
元の動画の代わりに『プロキシ動画(=代理となる動画)』を作成することでPCの負担を減らすことができ、動作が軽くなります。
慣れれば簡単なので、毎回行ってもいいほど。プロキシ動画の作り方については以下の記事で詳しく解説しているので、実際に作るときには一度読んでみてください。
動作環境を整えてストレスなく作業しよう
どうでしたか?この記事で解説した方法で、あなたのPremiere Proの動作は改善されましたか?
動画編集は時間との勝負。特に副業で取り組んでいる方はなおさらです。
限られた時間を有効に使うためにも、Premiere Proがサクサク動く作業環境には全力で投資しましょう。
特に動画編集には多くのメモリを使用するので、メモリの容量には十分気をつけたいところ。
Adobeの推奨スペックは16GBですが、32GBは積んでおくのがおすすめです。
あなたが今後クライアントからどんな動画を依頼されるかなんて、だれにも分かりませんからね。
クライアントから『今回の動画はめちゃくちゃ重いor長いけど、編集大丈夫?』って聞かれたときも
『はい!大丈夫です!お任せください!』と堂々と言えるといいですよね。
1万円くらいで増設できるメモリをケチったせいで高単価の案件を取り逃したり、相手からの信用を失ったりするんじゃ割に合いませんから。
ましてやこの記事をお読みのあなたは『Premiere Proが重い!』と悩んだ経験をお持ちのはず。再発を防止する意味でも余裕を持ったメモリで動画編集に取り組みましょう。
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『動画編集って難しい…』
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『プレビューが重い・カクつくときの改善方法5つ!』サクッと解決する4つの方法!のまとめ
- まずはPC全体の動作環境をチェック!
- 5つの改善方法を試してみよう
- 動画素材が重い場合はプロキシが特に有効だよ
- 余裕のあるスペックのPCで、ストレスなく動画編集をしよう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!