【採用率が爆上がり】初心者向けポートフォリオの作り方3STEP!【動画編集】
- どんな素材を使って
ポートフォリオを作ればいいのか分からない - ポートフォリオを作ったけど
全然採用してもらえない… - いいポートフォリオを作って案件の獲得率を上げたい!
こういったお悩みにお答えします。
ポートフォリオ作りは、動画編集初心者にとって初めての試練と言ってもいいでしょう。
ポートフォリオのレベルが低いと、いつまでも案件を獲得することができません。
その結果、1円もお金を稼ぐことができずに挫折してしまう編集者が後を絶たないのが現状です。
初心者の頃の私も、応募するたびにクライアントに無視され続けていました。
しかし、試行錯誤を繰り返してポートフォリオを改善していった結果、動画編集を始めて2ヶ月半で初案件を獲得することができました。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが初心者の方向けに案件獲得率が爆上がりするポートフォリオの作り方3STEPについて解説しますので、最後まで読むことで未経験者でも採用される可能性をグンと上げることができます。

編集スキルも爆上がりしますよ!
動画でサクッと学びたい方はこちら
営業文の書き方や案件の探し方も知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
>>【挫折しない】初心者向け!動画編集案件の獲得までにやること4つ!
目次
案件を獲得するにはポートフォリオが必須

ポートフォリオとは『あなたが編集した動画の作品集』のことです。

今までにあなたが編集・納品した動画がたくさんあればいいのですが、まだ案件を獲得したことがない方は作品集なんてありませんよね?
もちろん大丈夫です。
誰でもはじめは実績ゼロ。そういう方は、いわゆる『自己紹介ポートフォリオ』を作ることになります。
Twitterでは多くの方が公開していますので、参考にするといいでしょう。
自己紹介ポートフォリオの例
動画編集のポートフォリオが完成〜!
自分の人柄やどんな編集ができるのか再現して作成しました(^o^)!
できること増やして今後もブラッシュアップしていきたい👍#動画編集 #動画編集者と繋がりたい pic.twitter.com/5xREpWGkVG— シュシュ【動画編集×ブログで月3万円の副業収益を目指す】 (@shushu8kokonara) February 26, 2022
「こんなことできます!」
簡単なポートフォリオ動画を作りました。
以下のジャンルの動画編集が得意です。(教育、ビジネス、ハウツー、Vlog、商品紹介….)
お気軽にDMにてお問合せください。#動画編集 #映像クリエイター #Youtuber #サムネ作成 #ポートフォリオ pic.twitter.com/fmEWFFKMq9
— クボエマキト (@makitokuboe) April 22, 2020
初心者の方が動画編集の案件に応募するときには、こういった自己紹介ポートフォリオを応募文に添えて提出することになります。
応募文の文章だけだと、あなたの動画編集スキルがクライアントに伝わりませんからね。
極端なことを言えば、動画編集ソフトを使ったこともない初心者が『動画編集はプロ級です』と書いている可能性だってあるのです。
わざわざお金を払って動画編集を依頼するクライアントとしては、しっかりと編集スキルがある方にお願いしたいと思うのは当然。
だからこそ、あなたの編集スキルを示すためにポートフォリオが必要なのです。

採用される確率はガクッと下がります。
採用率が上がるポートフォリオの作り方3STEP
それでは、以下の3STEPに沿って自己紹介ポートフォリオ動画を作成していきましょう。
- STEP1:自撮りをしよう
- STEP2:フリー素材を集めよう
- STEP3:YouTube動画を完コピしよう
順番に解説していきますね。
STEP1:自撮りをしよう
ポートフォリオ作りのポイントは、自撮り動画をベースにすることです。
ちょっと恥ずかしいな。

自撮りをせずに、フリー素材の画像・動画を使ってポートフォリオ動画を作っている方もいるのですが、これではカット技術を示せないんですよね。
あなたのポートフォリオではカット技術を示せていますか?
フリー素材などの組み合わせで動画を作っていて、映像を見てもカットした部分が分からないことも多いんですよね。
『ちゃんとジェトカできる?』という疑問を持たれないように作るのがおすすめです😌#動画編集 #動画編集者と繋がりたい
— シゲル@動画編集ディレクター&ブロガー&仮想通貨 (@proglancer) November 19, 2021
ポートフォリオ動画でまったくカットされていないと、クライアントからすると『もしかしたらカットが下手な編集者かも』と考えてしまいます。
そのため、しっかりと自撮り動画をベースにポートフォリオを作っている編集者よりも採用されづらくなってしまうのは当然です。
ポートフォリオ動画は編集スキルを示すためのものですので、クライアントがあなたのカット技術を確認できる動画を作りましょう。
ハードル高いな…。


他の方法もあります。
友人や知り合いのYouTuberの方にお願いしたり、ポートフォリオ用の動画を提供してくれるオンラインサロンに加入するのがおすすめです。
私が加入しているTecFoundサロンでは公開可能なポートフォリオ用の動画素材を提供してくれています。
出典元:TecFound会員用ページ
『ベースになる動画素材が欲しいけど、自撮りは絶対にしたくない!』という方は入会を検討してみましょう。
TecFoundサロンの詳しい解説・体験談は以下の記事をお読みください。

TecFoundサロンのメリット・デメリット!
STEP2:フリー素材を集めよう
動画素材が手に入ったら、編集に使うフリー素材を集めましょう。
具体的には
- 画像
- 効果音(SE)
- BGM
- フォント
- テロップベース・枠
- 音声素材
これらの素材を準備しておきたいですね。
素材集めの注意点としては、フリーで商用利用可能なものだけを選ぶことです。
世の中にはたくさんの画像やBGMなどの素材がありますが、ほとんどのものは勝手に使ってはいけません。著作権がありますからね。
例えば、芸能人の方の写真を勝手に使ったり挿入している動画がありますが、あれらはアウトなんです。最悪の場合、損害賠償請求をされてしまうこともありますので注意しましょう。
商用可能なフリー素材であれば、そのような心配はありません。素材の入手方法については以下の記事で詳しく解説しています。

フリー素材6種類を入手できる神サイト集!

これらのサイトはブックマーク推奨です。
STEP3:YouTube動画を完コピしよう
素材が集まったら、あなたが応募する案件のジャンル(ビジネス系など)と同じジャンルのYouTube動画を完コピしてみましょう。
※完コピ:ある動画で使われている編集(見出しやテロップなど)を完全にコピーすることです。
よく分からないんだけど…。


ビジネス系から始めましょう。
私も初心者のころ、ビジネス系動画で有名なマナブさんの動画を完コピしたことがあります。
この動画のテロップや見出しなどを自分なりにコピーしてみました。
今見ると、フォントの種類や太さが違っていますね。当時のレベルの低さが現れています。
完コピするメリット
完コピすることによって、編集の細かなルールを知らない初心者の方でもレベルの高いポートフォリオ動画を作ることができます。
元々の動画が、すでにルールを押さえて編集されているわけですからね。
反対に、初心者の方がいきなりオリジナルの編集をすると
- テロップがダサい
- エフェクトが的外れ
- BGMの音量が大きすぎ
などなど、レベルの低い動画になってしまうことが多いです。
これを防ぐために、すでにある動画を完コピすることが有効なのです。
なるべく有名な動画を完コピしよう
完コピする動画は、『同じジャンル』というだけでなく、なるべく有名なものを選びましょう。
有名な動画は、お金をかけてプロの編集者に依頼し、しっかりと編集されていることが多いです。
そのため、その動画を完コピできれば、しっかりと基本を踏まえたポートフォリオ動画を作ることができます。
例えば、ビジネス系では、上でも紹介したマナブさんやマコなり社長が有名ですね。
マナブさんの編集は、基本的なルールは守られていますし、完コピの難易度も低いためおすすめです。
おそらく、最も多くの完コピされているのではないでしょうか。
折角完コピするなら、なるべく有名な(ちゃんと編集にお金をかけていそうな)動画をベースにしましょう。
完コピの際のポイント
完コピ動画を作る際には
- 使われているエフェクト
- テロップの色・位置
この2つに注意して動画を作ってみてください。
特にテロップは、高さがバラバラだったりと細かなミスが出やすいので注意してください。
エフェクトやテロップ入れのコツについては以下の記事で詳しく解説しています。ポイントを踏まえて完コピできているか確認したい方はお読みください。

テクニック・ノウハウ集!
ポートフォリオは1分~1分半の尺が目安
自己紹介ポートフォリオの長さは1分~1分半以内に収めるのがおすすめです。
クライアントは基本的に忙しいので、長尺の動画だと見てもらえる確率が下がってしまいます。
動画編集者を募集すると、何十人もの編集者から応募があることも珍しくありません。その場合、クライアントはポートフォリオ動画を何十本も見る必要があるのです。
1本1本の動画が長いと、見るだけでとても時間がかかってしまいます。
あれもこれもアピールしたくなってしまうのが人情ですが、忙しいクライアントのことを考えて、1分程度で簡潔にまとめたポートフォリオを作るのがおすすめです。
自己紹介系のポートフォリオは1分~1分半くらいを目安に作るのがおすすめです。あれもこれもアピールしたくなるんですけどね。笑
残念ですが、クライアントは忙しいので2分も3分もあなたの動画を見てはくれないんです😭
情報を凝縮するイメージで作りましょう😌#動画編集 #動画編集者と繋がりたい
— シゲル@動画編集ディレクター&ブロガー (@proglancer) March 12, 2022
案件獲得率をさらに上げる方法
案件獲得率をさらに上げるには、参考動画も完コピしてポートフォリオ動画と合わせて提出するのがおすすめです。

出典元:ランサーズ
募集されている案件の中には、上の画像のように参考動画が示されているものがあります。
この場合、クライアントは参考動画を再現できる編集者を探しているわけですよね。
そこで、この参考動画を完コピして提出することによって、クライアントが求めている編集スキルを持っていることに加え熱意も示すことができます。
仮にあなたがクライアントだった場合
- 誰に対しても同じポートフォリオを送っている編集者
- この案件のために手間をかけて完コピ動画を作ってくれた編集者
この両者を比べると、後者の方と仕事をしたいですよね。
参考動画の完コピは30秒程度の尺で十分なので、特に採用されたい案件に絞ってチャレンジしてみましょう。
参考動画の完コピまで提出する編集者は少ないため、周りと差をつけることができ、採用されやすくなります。

やる価値があります。
『採用率が爆上がりする初心者向けポートフォリオの作り方3STEP』のまとめ
- ポートフォリオで編集スキルを示そう
- ポートフォリオ動画の長さは1分~1分半が目安
- 参考動画を完コピできればさらに案件獲得率アップ!

取り組みましょう。
動画編集を学ぶならスクールがおすすめ
動画編集を学ぶにあたって
- どうやって勉強していけばいいの?
- 正直、わけ分からんことばっか…
- 誰か詳しい人教えてくれー!
このようにお悩みではありませんか?
もしあなたが最短で効率よく動画編集で結果を出し、人生を変えたいのであれば、独学ではなく信頼できるスクールに入るのがおすすめです。
独学だと、もともと勉強の効率が悪いことに加え、自分のスキルを客観的に測ることもできません。
『あと何を勉強すればいいんだろう』『もう自分のスキルは十分なんだろうか…』と迷いながら進むことになってしまうんですよね…。
きちんと賢く動画編集を学んでいる人たちと比べて、結果を出すのがとても遅くなってしまいます。
私も独学で動画編集を始めたため、数多くの失敗や遠回りをしてしまいました。
同期だと思っていた方たちが次々と結果を出していく一方、私は思うように稼げず、何が悪いのかすらわからずに悩んでいたのです。
私のようにノロノロと独学で勉強し、周りの編集者に置いていかれたくない方は、スクールに入って効率的に進んでいくのがおすすめです。
スクールに入れば、しっかりと体系的・網羅的に動画編集を勉強することができます。
『次に何を勉強すればいいんだろう』などと迷う必要はありません。
さらに、スクールによっては、受講が終わったあとに仕事を紹介してくれるところも。
『最短で稼げるようになりたい!』という方はぜひ検討してみてください。
まとまった勉強時間が取れない副業の方には、特におすすめです。
現役ディレクターがおすすめする動画編集スクールTOP10はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>>現役ディレクターおすすめの動画編集スクールランキングTOP10!
ここまでお読みいただきありがとうございました!