【体験談】ChatGPT・画像生成AIが搭載されたFilmora(フィモーラ)12の使い方!
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こういったお悩みにお答えします。
初心者でも簡単で使いやすい動画編集ソフト『Filmora』には、AI技術に基づいた機能が次々と追加されています。これらの機能を賢く使えば動画編集作業を効率化することが可能。
この記事では
- 初心者でも簡単に動画編集ができるFilmora(フィモーラ)とは?
- 【新機能1】Filmora 12.2.1でChatGPTが搭載
- 【新機能2】Filmora 12.3.7で画像生成AIが搭載
- Filmora 12の料金プラン
- Filmora 12のダウンロード方法
- Filmora 12に関するよくある質問
これらについて解説していくので、最後まで読むとFilmora 12に新しく搭載されたChatGPTとAI画像生成機能を使いこなす方法がわかります。
- この記事はWondershare様より依頼を受けて執筆したものです。
初心者でも簡単に動画編集ができるFilmoraとは?
出典元:Filmora公式サイト
Filmoraとは、Wondershare製の動画編集ソフト。
直感的な操作で動画を編集することができるため、初心者でも使いやすいことで有名です。
最新バージョンはFilmora 12で
- バージョン12.2.1:ChatGPTが搭載
- バージョン12.3.7:画像生成AIが搭載
これらの機能が追加されたことによってさらに便利に。最先端のAI技術によって、動画編集作業をもっと効率化できるようになりました。
Filmoraには動画編集をするうえで便利な機能が他にもたくさん備わっているのですが、この記事では新しく搭載されたChatGPT・画像生成AI機能の使い方に絞って解説していきます。
『Filmoraってそもそもどんなソフト?』『他にはどんな機能があるの?』という方は以下の記事も合わせてお読みください。Filmoraの基本的な使い方や評判について詳しく解説しています。
>>【有料版レビュー】Wondershare Filmora(フィモーラ)の口コミ・評判を解説!
【新機能1】Filmora 12.2.1でChatGPTが搭載
2023年4月に行われたFilmora 12.2.1へのアップデートで、『AIコピーライティング』という機能の中でChatGPTを利用できるようになりました。
ChatGPTとは有名なチャット対話型AIで、あなたの質問にAIがなんでも答えてくれる便利なツール。急速に普及が進んでおり、多くの企業・個人が仕事やプライベートで利用しています。
このChatGPT機能をFilmora 12上で使うには
スタート画面で『AIコピーライティング』をクリックするか
プロジェクト画面で動画をエクスポートするときに『鉛筆のアイコン』をクリックしましょう。
AIコピーライティングのウインドウが開き、200文字以内でChatGPTに質問することができます。
ChatGPTの活用例①
ChatGPTの活用例としてまずはじめに思いつくのが『動画編集でわからないことを質問する』ということ。
Filmoraが初心者向けのわかりやすいソフトとはいえ、実際に作業していると疑問が出てくることもあるはず。そんなときはChatGPTに聞いてみましょう。
- 初心者でもわかるように、Filmoraでおしゃれなエフェクトをかける方法を教えて
こんな質問を投げかけると
Filmoraでおしゃれなエフェクトをかけるには、以下の手順を実行します。
1. Filmoraを起動し、編集したいビデオをインポートします。
2. 画面左側のメニューからエフェクトをクリックします。
3. エフェクトライブラリが表示されるので、おしゃれなエフェクトを選択します。ここで提供されるエフェクトは、インターネットからのダウンロードも可能です。
このように、めちゃくちゃ丁寧に教えてくれました。わざわざブラウザを立ち上げてネットで検索しなくても、Filmora内で問題が解決できるので楽ちんですね。
ChatGPTの活用例②
エクスポートする動画のタイトルや概要を書いてもらうという手もあります。
YouTubeにアップロードするたびに動画のタイトルや概要欄を記載するのは地味にめんどくさいですよね。『誰か代わりに書いてくれないかな…』と思ったことがある方も多いはず。そんなときはChatGPTに頼んでみましょう。
『AIコピーライティング』という名前からすると、こちらが本来想定されている使い方かもしれませんね。
- Filmora12の魅力に関する動画を作りました。動画のタイトルを30文字以内、動画の概要を100文字以内で書いて
とお願いしてみると
【タイトル】Filmora12で叶う映像制作の夢
【概要】Filmora12は、初心者でも簡単に使える映像編集ソフト。豊富なエフェクトやフィルター、音楽素材などが揃っており、映像のクオリティをグッと高めることができます。また、ワンクリックで色調整や音声編集ができる機能も魅力的。 YouTubeやSNSにアップしたいという方にぴったり。Filmora12であなたも自分だけの映像作品を制作してみませんか?
こんな回答が。センスのあるタイトルでとてもいい感じです。概要もめちゃくちゃ具体的に書いてくれていますね。
修正が必要になるケースはあるでしょうが、自分で一から考えるよりは圧倒的に楽ができるはず。たくさんの動画をアップロードする動画編集者ほど大きく時短することができてお得です。
この記事で紹介した2つの事例はあくまでもほんの一部。ChatGPTはとても高性能なので、さまざまな場面であなたを助けてくれるでしょう。
ChatGPTの使用に関する制限
記事を執筆している2023年6月上旬現在では
- ユーザーが入力できる文字数:200文字まで
- 1日の質問回数:20回まで
これらの制限がかかっています。まだベータ版の機能なので仕方ないですね。貴重な回数をムダに消費しないために、なるべく具体的に詳しく質問しましょう。
いずれ文字数制限がなくなったら、『動画の台本をすべて入力してChatGPTにわかりやすく要約してもらう』ということも可能になるはず。楽しみですね。
【新機能2】Filmora 12.3.7で画像生成AIが搭載
Filmora 12.3.7からはChatGPTに加えて画像生成AIも搭載されました。動画編集中に『こんな画像がほしいな』と思ったらすぐに自作することができます。
いちいち外部の素材サイトに行って…気に入った画像を探して…ダウンロードして…Filmoraにインポートして…なんて手間をかける必要はありません。すべてFilmora内で完結するので、狙い通りの画像を生成できれば大きな時短になるでしょう。
画像生成AIの使い方
画像生成AIを使うには、左上の『メディア』タブから『AI画像』を選択します。
すると新しくウインドウが開くので
- 作成する画像の説明
- アスペクト比
- 画像のスタイル
これらを設定しましょう。
作成する画像の説明
あなたが生成したい画像の説明を入力する欄です。ここで記入する文章や単語は『プロンプト』『呪文』などと呼ばれ、生成される画像に大きく影響します。
まずは試しに『cat』とだけ入力してみましょう。
ちゃんと猫の画像が生成されました。筆者の環境では、1枚の画像を生成するのにかかった時間は7~8秒ほど。素材サイトからわざわざダウンロードしてくるのとは比べ物にならないほど速いです。
もちろん人物の画像も生成することができるので、シーンに合ったものを作って動画に取り込みましょう。
プロンプトは10語以上がおすすめ
入力欄にはデフォルトで以下のように記載されています。
画像の内容、構成、色、詳細情報などを、10語以上で説明します。
例:白い雪で覆われ、空が映った冬の湖、広角レンズで撮影
先ほどはお試しとして『cat』だけで画像を生成しましたが、本来は10語以上で詳しく説明するのがおすすめ。具体的に説明した方が思いどおりの結果になりやすいのはChatGPTと同じです。
入力するプロンプトは日本語でも大丈夫ですが、英語の方が精度が上がります。AIは全世界のインターネット上にある情報で学習しているため、圧倒的に英語が得意ですからね。
あなたの望みどおりの画像を生成できるよう、いろいろと工夫してプロンプトを入力してみましょう。
プロンプトに悩んだらChatGPTを活用しよう
『どんなプロンプトを入れればいいのかさっぱりわからん』という方は、ChatGPTに聞いてみるのがおすすめ。
例えば、ベッドで気持ちよさそうに眠る黒い猫の画像を生成したい場合を考えましょう。
Filmoraに搭載されている画像生成AIで、ベッドで気持ちよさそうに眠る黒い猫の画像を作りたい。入力するべきプロンプトを英単語10語以上で教えて。
こんなふうに質問すると
10個の英単語を表示してくれました。これを画像生成AIの説明欄に入力、生成してみると
だいたい思いどおりの画像が。プロンプトの知識がない方はChatGPTにアシストしてもらうと簡単に画像を生成できるでしょう。
アスペクト比
アスペクト比は
- 16:9(横長 768×448)
- 9:16(縦長 448×768)
- 1:1(正方形 768×768)
これらの3択から選ぶことができます。生成する画像のサイズ自体は指定できないので注意しましょう。
画像のスタイル
画像のスタイルは
- フリースタイル
- 手描き
- サイバーパンク
- ACG
- ファン・ゴッホ
- CGI
- 水彩画
- 未来的
これら8種類の中から選ぶことができます。
同じ『cat』というプロンプトを入力しても
フリースタイル
ACG
ファン・ゴッホ
スタイルのよって画風が大きく変わるので、動画の雰囲気に合ったものを選びたいですね。
生成した画像は、右下のダウンロードボタンを押すと保存することができます。
保存された画像は他のメディアと同じフォルダに表示されるので、使うものを選んでタイムラインにドラッグ・アンド・ドロップしましょう。
画像生成AIの使用に関する制限
とても便利な画像生成AIですが、記事執筆時点では
- 1日に生成できる枚数:20枚まで
- 画像のサイズは選べない
これらの制限がかかっています。今後のアップデートで制限が緩和されるにつれて、どんどん使いやすくなっていくでしょう。早いうちにAIを使い慣れて、周りの編集者に差をつけるのがおすすめです。
Filmora 12の料金プラン
Filmora 12は無料でも使うことができますが、描き出した動画にロゴ(透かし)が入ってしまいます。無料版でソフトの使い勝手を試したうえで、気に入ったら有料版の購入を検討しましょう。
Filmoraの料金プランは2種類あり
- サブスク型:1年間プラン(6,980円)
- 買い切り型:永続ライセンス(8,980円)
このどちらかを選ぶことができます。
圧倒的におすすめなのは永続ライセンス。1年間プランに2,000円追加するだけで永久にFilmoraが使い放題です。
『もうすぐ更新の期限かぁ…』なんていちいち気にするのもめんどくさいですしね。
とはいえ、プランを決める前にまずは無料版でFilmoraの使い勝手を試してみましょう。透かしが入ること以外は、有料版と同じ機能を使うことができます。
あらかじめ無料版を触っておけば、購入後に『こんなはずじゃなかった!』なんて後悔せずに済みますからね。
Filmora 12のダウンロード方法
出典元:Filmora公式サイト
Filmora 12の無料版をダウンロードするには、Filmora公式サイトに行き、左側にある『無料ダウンロード』ボタンを押しましょう。
ダウンロードしてきた『ve_setup_full1103』を開き
プライバシーポリシー等を読んだら、言語と保存先を選択して『インストール』ボタンを押すとインストールが開始されます。
少し待ってインストールが完了したら、早速Filmora 12を使ってみましょう。
Filmora 12に関するよくある質問
Filmora 12を使うのに必要なPCのスペックは?
Filmora 12を使ってフルHD・4Kの動画を快適に編集するには
OS | Windows | Mac |
CPU | Intel Core 第6世代以降 | Intel Core 第6世代以降 Apple M1以上 |
メモリ | 16GB以上 | |
GPU | VRAM4GB以上 |
このくらいのスペックを持つパソコンが必要です(出典元:Filmora公式サイト)。
有料版を購入するときの支払い方法は?
Filmoraの有料版(ダウンロード版)を購入するときは
- クレジットカード
- LINE Pay
- コンビニ決済
- コPayPal
- 銀行振込
これらの中から選ぶことができます(出典元:Filmora公式サイト)。
支払方法の選択肢が多いので、購入にあたって不便を感じることはないでしょう。
返金制度はある?
購入30日以内なら、返金対応してもらえる場合があります。
具体的には
- Wondershare社の製品(A)を誤って購入
→ その後別の製品(B)を購入した場合
→ Aの代金は返金可能 - 同じ製品or同じカテゴリーの製品を誤って2つ購入
→ 重複した製品の返金が可能 - 製品に技術的な問題があり、解決が難しい場合
このような場合は返金の対象になります。
自分の都合で気軽に返金してもらうことはできないので、購入前にはしっかりと無料版を試してみましょう。
『【体験談】ChatGPT・画像生成AIが搭載されたFilmora 12の使い方!』のまとめ
- Filmora 12には最新のAI技術が次々と搭載されている
- ChatGPTも画像生成AIも1日あたりの制限があるので注意
- まずは無料で試してみてから購入を検討しよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
Filmora 12や搭載されているAI技術がどんな使い勝手なのかまずは無料版で試してみてください。気に入ったら有料版を検討すればよし、『イマイチだな…』と思ったらそっとアンインストールすればよしです。