動画編集者は『増えすぎ』『オワコンだからもう遅い』が嘘である3つの理由
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- 動画編集はやめとけ、誰かが言ってたな
- 自分が今から頑張っても、ムダになるんじゃないの?
- 動画編集者として生きていくとか、さすがにムリでしょ
こういったお悩みにお答えします。
新しく副業を始めるなら、将来性があるものがいいですよね。
忙しい合間を縫って必死にスキルを身につけたのに、その仕事自体がオワコンになってしまったら今まで費やした時間も努力もムダになってしまいます。
『さっさと退職届を叩きつけて、フリーランスになって自分の好きな時間に働く』
『ウザイ上司から解放されて、好きな人とだけ一緒に働く』
こんな明るい未来はいつまでも手に入りません。
だからこそ、『自分が動画編集を頑張れば人生を変えることができるのか』はとても重要。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが初心者の方向けに
- 動画編集者・映像クリエイターの現状
- 動画編集者は『増えすぎ』『オワコンだからもう遅い』が嘘である3つの理由
- 『動画編集の仕事が取れない』なんて困らないために必要な3つのこと
- 動画編集で生きていくことは十分可能
- AIによる仕事の減少はまだまだ非現実的
- あなたが独りで動画編集で悩まないために
これらについて解説していくので、最後まで読むと
『今からあなたが動画編集を始めてもムダにならないか』
ということが分かります。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 動画編集を始め、半年後には月10万円を達成
- 動画編集者として200本以上を納品
動画でサクッと学びたい方はこちら
他にも、動画編集者の魅力や他の副業との比較について知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
>>【超初心者向け!】未経験でも大丈夫!動画編集者の仕事内容を5つのポイントで解説!
【2022年】動画編集者・映像クリエイターの現状
動画編集者・映像クリエイターをとりまく環境の変化を見てみると、『順調に成長してきて今に至る』というイメージ。
参考データとして、動画市場の規模の変化を見てみましょう。
グラフによると、動画市場の規模は
2020年:2954億円 → 2022年:5497億円と、2年間でほぼ2倍に成長しています。
この記事をお読みのあなたも、『数年前より動画を見る時間が増えたなぁ』と感じませんか?
少なくとも、5年前・10年前よりは動画が身近になりましたよね。
このように、動画編集者が増えて当然の環境が現在も続いているのです。
動画編集者は『増えすぎ』『オワコンだからもう遅い』が嘘である3つの理由
動画編集業界はとても将来性が高いのですが、ネット上だとオワコン扱いされていることがあります。
これは完全に誤解…というか、それ以前の問題ですね。『オワコンです』と言っている方はあまり動画編集業界のことをご存じないのでしょう。
もしかしたら、以前に動画編集を始めたけど、思うように稼げなかった経験があるのかもしれません。
あるいは、『動画編集じゃなくて〇〇がおすすめだよ。そのための教材はこちら~』という商売をしている人なのかも。
ネット上にはいろいろな方がいるので、あまり鵜呑みにしないよう、冷静に見極めたいですね。
では具体的に3つの理由を解説していきます。
動画市場は成長中のため将来性が高い
動画市場は急速に成長してきており、今後もその勢いは加速していくでしょう。
サイバーエージェント オンラインビデオ総研が行った調査では、2022年に5,497億円である動画広告の市場が、2025年にはなんと1兆465億円に達すると予想しています。
先ほど『2020年から2022年までに動画市場は2倍に成長した』とお伝えしましたが、今後も動画市場の勢いは止まりません。
たった3年で2倍になるなんて、とんでもない成長速度ですね。
これは、インターネット動画広告を積極的に行っているのが、まだ一部の企業だけだからでしょう。
多くの企業は今までずっとテレビ広告一筋でやってきているため、インターネット動画についてはノウハウをあまり持っておらず、参入が遅れているのです。
今後は出遅れた多くの企業がインターネット動画に参入してくるため、上のグラフのように市場が急速に拡大していくと予想されています。
インターネット動画世代が経済の中心に
これからは、幼いころからYouTubeなどのインターネット動画を見て育ってきた子どもたちが大人になり、経済の中心になる世界がやってきます。
一方で、テレビ世代は高齢者が比較的多いため、その人口はだんだんと減少していくでしょう。
その結果、ネット動画世代の人たちに商品を買ってもらうため、企業はテレビよりもインターネット動画広告に力を入れざるを得ないのです。
こうした動きにより、インターネット動画にかけられる広告費もどんどん増えていくのは間違いないでしょう。
上のグラフを基に考えれば、動画に関する仕事の量は『2022年→2025年にかけて2倍』になる見込みです。
となれば、必要な動画編集者の数も2倍くらいになってもおかしくありませんよね。これって、とても有望なビジネスチャンスだと思いませんか?
『今のうちに動画編集スキルを身につけておくと、将来役に立つ』というのは自然な考え方ですよね。
動画編集者の人口は不足している
このように将来有望な動画編集者なのですが、今現在まったく人手が足りていないのが現状です。
その理由は、ほとんどの方が早い時点で挫折し、動画編集者をやめてしまうためです。
『動画編集者増えすぎ!』という意見はは、きっと『最近動画編集を始めた人の数』だけを見ているのでしょう。
その初心者たちの大半は、もう挫折して動画編集者をやめた後なんです…。残念なことに。
ざっくり図解するとこんなイメージ。一番下の『初心者』の数だけがずば抜けて多いのが現状です。
インフルエンサーの影響や、コロナ禍で在宅ワークに注目が集まったことにより動画編集を始める方は増えていますが…。主に初案件を獲得する前の段階でつまづいて、あきらめてしまうのです。
私も初心者の頃はなかなか案件を獲得することができませんでした。
応募しても応募してもクライアントに無視され続けてきたので、嫌になる気持ちはよく分かります。
こうして多くの人材が初心者のうちに挫折してしまうため、仕事をこなせる編集者の数はいつまで経っても足りないままなのです。
初心者だけなんですね…。
5Gの普及により、さらに需要が高まる
今後、世界的に5G通信が普及していくことにより、さらに多くの動画が作られ、編集者の需要も高まっていくでしょう。
1秒間に転送できるデータの容量が増えれば、今までより高画質・高品質な動画を視聴することができます。
そもそも、みんながこんなに動画を見るようになったのは、通信回線が3G、4Gと進化してきたため。
20年前のインターネットでは、画像をダウンロードすることすら一苦労でしたよね。
今後は5Gの普及により、今よりもっと手軽に動画を作ることも、見ることも可能になるのです。
動画に関わる人口も仕事の量も、ますます増えていきそうですね。
『動画編集の仕事が取れない』なんて困らないために必要な3つのこと
将来有望な動画編集者・映像クリエイターのお仕事ですが、誰でも簡単に稼げるわけではありません。どんな業界も一緒ですね。
今後動画編集を始めるあなたが
『動画編集の仕事が取れない!』
『ぜんぜん稼げないじゃないか!』
なんてことにならないためには、以下の3つが必要になります。
順番に解説していきますね。
ただの作業員にならないよう、スキルを磨き続けよう
稼げる動画編集者になるためには、自分のスキルを磨き続けることが大事です。
誰でも簡単にできる単純作業をこなしているだけでは、大きく稼ぐことは難しいですからね。
と言っても、特別なスキルや才能が必要なわけではありません。
仕事をこなしながら、『ほんの少しづつ』成長・改善していけばそれだけでOKです。
同じミスをしないよう気をつけたり、ちょっと新しいエフェクトを使ってみたり。
それを繰り返していると、気がついたときには大きく成長できているでしょう。
動画編集者としてあなたの価値が上がるほど、単価も上がり、大きく稼ぐことができるようになります。
ディレクターなってしまおう
動画編集者としての仕事に慣れてきたら、ディレクターになってしまうのも手です。
ディレクターとは、動画編集者をとりまとめたり、提出された動画のチェックをしたりするお仕事です。
発注者(クライアント)と動画編集者の間に立つイメージですね。中間管理職って感じ。
今まで自分一人で行っていた編集作業を他の編集者に外注することによって、あなたの時給がアップすることも多いです。
ディレクターについては以下の記事で詳しく解説していますので、興味がある方は一度読んでみてください。
>>動画編集ディレクターの仕事内容とメリット・デメリット3選!
プラスアルファのスキルで差別化しよう
動画編集と関連するスキルを組み合わせると、周りの編集者と差別化でき、あなたの価値が大きく上がります。
動画編集と相性のいいスキルとして一般的なのは
- マーケティング
- ライティング
- デザイン
などなど。
例えばあなたがYouTuberだとしたら、ただ言われた編集をするだけの人よりも、YouTubeマーケティングの知識が豊富で
『もっと〇〇するとチャンネル登録者が増えると思いますよ!』なんてアドバイスしてくれる人のほうがありがたいですよね。
そういった提案までできると、引っ張りだこになりがち。もちろん、単価も上がっていきますよ。
動画編集で生きていくことは十分可能
あなたが今から動画編集を始めたとして、動画編集の稼ぎで生活していくことは十分可能です。
上で述べた通り、編集者は現状でも足りていないのに、3年後には約2倍の人手が必要になります。とんでもない売り手市場になると予想できますよね。
何ヶ月・何年と継続できる人はとても少ないので、続けているだけでライバルが減っていき稼ぎやすくなります。
なお、この業界にいる方の認識はこんな感じです。
動画編集は全くオワコンじゃないですよ。ポジショントークでもなんでもなく。市場は拡大しているし、発注者はみんな動画編集者不足に悩んでいる。イケている動画編集者の希少性があがり単価にインフレが起きている。普通のことできれば仕事はあつまるし、マーケまで巻き取りやすい。最高じゃん。
— あお(医学生マーケター)@案件獲得スクール/コンサル運営 (@aotech6) April 6, 2021
【案件が山盛り】
僕の周りみんな寝る暇惜しんで作業してます
誰?動画編集オワコンとか言ってる人#動画編集
— よねすけ@早起担当大臣 (@yonesuke_slot) October 28, 2020
『動画編集者はオワコン』
『仕事がない』
『動画編集は稼げない』
と聞きますが、実際は普通に稼げます。
日本に法人は264万社もあります。
それに、5Gの影響で動画の需要も高まっている。
本当にオワコンでしょうか?
僕から見ると激アツ市場にしか見えません。
営業し放題です
— ひぐちゆうた@ITスキルで沖縄移住💻企業案件専門ノマドIT社長🌎 (@YUTAJAPAN210) September 9, 2021
こんなふうに、激アツな業界だという認識の方ばかり。
動画編集は将来的にも役に立つスキルなので、気になったらあなたも一度始めてみませんか?
AIによる仕事の減少はまだまだ非現実的
ネット上では『AIが発達すると動画編集者の仕事はなくなっていく』という意見を見かけますが、今のところその心配はまったくありません。
動画編集作業の中で最も自動化しやすいのはテロップ入れですが、AIで文字起こしをすると、誤字脱字がとても多いのが現状です。
2種類の自動文字起こしサービスを比較したものが上のグラフです。
左側のPremiere Proの自動文字起こし機能は比較的誤字率が低いのですが、それでも7.4%は誤字が発生している状態でした。
7.4%と聞くと少なく感じるかもしれませんが、『みなさんおはようございます』という文章の中に誤字が1文字発生している計算です。
また、テロップのデザインや表示するタイミングなど、まだまだ人間が手作業で調整・修正してあげる必要があります。
テロップに限っても完全な自動化がほど遠い状態。ましてやカットやエフェクトなど、いわゆるセンスが問われる作業まで自動化されるのはもっと先のことになるでしょう。
そのため、当面、動画編集者がAIに仕事を奪われるような心配は不要です。
あなたが独りで動画編集で悩まないために
『動画編集って難しい…』
『どうやって勉強していけばいいんだろう』
『誰か!手取り足取り教えて!』
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プロの講師が作ったカリキュラムにしたがって迷わずにスキルを習得できるうえ、分からないことはなんでも質問してOK。
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>>【13校に厳選】後悔しない!おすすめの動画編集スクールランキング
動画編集者は『増えすぎ』『オワコンだからもう遅い』が嘘である3つの理由のまとめ
- 動画市場は成長中のため将来性が高い
- 動画編集者の人口は不足している
- 5Gの普及により、さらに需要が高まる
ここまでお読みいただきありがとうございました!