4k動画編集におすすめのパソコン3選!
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- 4Kの動画を編集するにはどのくらいのPCを買えばいい?
- いざ編集するとき動かなかったら困るな
- いくらくらいするんだろ…
こういったお悩みにお答えします。
4K動画を編集するためには、かなり高スペックのパソコンが必要です。低スペックのパソコンで編集しようと思っても『ぜんぜん動かん…』なんてことに。
これから動画編集を始める方もすでに動画編集をバリバリこなしている方も、いずれ来る4K動画の編集依頼に備えて準備しておきたいですね。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが
- 4K動画:約4,000×2,000ピクセルの高画質動画
- 4K動画を編集するケースは意外と多い
- 4K動画編集に必要なパソコンのスペックを解説
- 4K動画編集用のパソコンなら通常の編集作業もスムーズ
- 4k動画編集におすすめのパソコン3選!
これらについて解説していくので、最後まで読むことで4K動画を編集するのに必要なスペックやおすすめのパソコンが分かります。
結論として、4K動画の編集にはかなり高スペックなパソコンが必要。お得なセール時を狙うとしても、20~25万円くらいの予算が必要になりそうです。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
- 動画編集者として200本以上を納品
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4K動画:3,840×2,160ピクセルの高画質動画
出典元:NVIDIA公式サイト
4K動画とは横3,840×縦2,160ピクセルの画素数を持つ動画のこと。横方向に約4,000ピクセルなので『4K』と呼ばれています。一般的な動画サイズであるフルHD(1920×1080)よりも画素数が大きいため、より美しい映像を見ることができます。
近年のテレビ・モニターの大型化やデータ通信技術の進歩によって一般的になってきました。
出典元:BS番組表
各テレビ局でも4K放送が毎日行われているのはもちろんのこと
最近ではYouTubeでも4K画質の動画がたくさんアップロードされています。
インフラの整備が進むにつれて、4K動画は今後もどんどんメジャーになっていくでしょう。動画編集者としても、対応できる編集環境は整えておきたいところです。
4K動画を編集するケースは意外と多い
フルHD画質で動画をアップロードする場合でも、元の動画素材が4K画質で撮影されているケースは意外と多いです。
意味なくない?
例えば、大事なシーンをズームしたときに画質が劣化するのを防ぐことができます。
『演者の顔をズームする』というのはYouTube動画で定番の編集方法。でも元の動画がフルHD画質(1920×1080)で撮影されていた場合、2倍にズームしたら960×540のピクセルしか画面には表示されません。
3倍・4倍にズームなんてことになったら、どんどん画質が劣化することに。せっかくの大事なシーンが台無しですね。
これを防ぐため、あらかじめ4Kなどの高画質で動画を撮影しておくのはとても有効。4K画質の動画を2倍にズームしても、他のシーンと同じようにフルHD画質を維持することができます。これが『編集時の融通が利きやすくなる』というメリットですね。
画質に気を使うクライアントほど、元動画を高画質で撮影しがち。そんなクライアントからいつ4K動画を渡されても対応できるように、私たち動画編集者も4K動画を扱える環境を整えておきたいですね。
4K動画編集に必要なパソコンのスペックを解説
具体的に、4K動画を編集するにはどのくらいのスペックを持つパソコンが必要なのでしょうか。
Premiere Proで4K動画を編集するために必要なスペックをAdobe公式サイトで確認してみましょう。
推奨スペック (フルHD) |
推奨スペック (4K) |
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CPU | Intel 第7世代以降 AMD Ryzen™ 3000シリーズ以降 |
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メモリ | 16GB以上 | 32GB以上 |
GPU | 4GB以上 | 6GB以上 |
HDメディア・4Kメディアを編集するときの推奨スペックはこのように記載されています。パソコンへの負担は動画の長さ・fps・使用するエフェクトなどで大きく変わるため、おおまかな目安として考えましょう。
このなかでCPUだけは『HD、4K以上』とフルHD画質と一緒くたに扱われていることに注意したいところ。推奨スペックギリギリのIntel第7世代はなるべく選ばないほうが無難かもしれませんね。
推奨メモリは16GB → 32GBに、GPUは4GB → 6GBに基準が上がっているのは妥当な感じがしますね。その分『普通に(フルHD画質までの)動画編集ができるパソコン』よりは割高になってしまうのは覚悟しましょう。
快適に4K動画を編集できるパソコンは20~25万円くらいの価格帯です。安い買い物ではないので、事前にしっかりとセール情報なども確認してお得に選びたいですね。
『CPUってどんなパーツ?』『そもそも世代ってなに?』という方は以下の記事も合わせて読んでみてください。
>>【Adobe Premiere Pro】動画編集用PCの推奨スペック3項目!
4K動画編集用のパソコンなら通常の編集作業もスムーズ
4K動画編集に耐えるパソコンを準備できれば、通常(FHD)の動画編集はよりスムーズに行うことができます。
複雑なエフェクトの扱いや動画の書き出しもサクサク進むので、時短になるのがうれしいですね。
『予算に余裕はあるけど時間はない』という副業勢の方には特におすすめです。
ワンランク上のスペックを持つパソコンで快適に動画編集に取り組んでいきましょう。
なお、もっと高画質な動画編集に対応できるハイスペックパソコンをお探しの方は以下の記事をお読みください。
4K動画の編集におすすめのPC3選!
4K動画をサクサク編集できるスペックを持つおすすめのPCを3つ紹介します。価格はあくまでも記事執筆時点のものなので、最新情報は公式サイトで確認してくださいね。けっこう目まぐるしく変わるんですよ。
コスパ最強の4K動画編集用PC『G-Tune HM-B』
出典元:マウスコンピューター公式サイト
- CPU:Intel Core™ i7-11700F
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX™ 3060(12GB)
CPUはi7の第11世代・メモリは32GB・GPUは12GBと4K動画の編集にも対応できるスペックを持ちながら税込219,800円で購入できるコスパ最強のパソコン。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
ユーザーのレビューでも5段階中4.9と超高評価!
出典元:マウスコンピューター公式サイト
『動画の編集等もするのですが、とても快適に動作してくれます』という口コミもあり、安心して選べますね。
出費を抑えつつ4K動画編集用のPCを手に入れたい方におすすめです。
>>公式サイトでG-Tune HM-Bのセール状況を見てみる
ワンランク上のスペックを持つ『G-Tune HM-B-3060Ti-LC』
出典元:マウスコンピューター公式サイト
- CPU:Intel Core™ i7-12700F
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX™ 3060 Ti(8GB)
1つ目に紹介したG-Tune HM-Bと比べてCPU・GPUのランクがアップした1台。
特にCPUについては、第11世代から第12世代にかけて大きく性能が向上しています。4K動画+複数のエフェクトを使用するなど、よりハイスペックなPCがほしい方におすすめですね。
そのぶん価格は税込み279,800円と、G-Tune HM-Bよりも6万円アップしています。お財布とも相談しながら選びましょう。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
こちらも5段階中4.7とレビュー結果は上々。ゲーマーやクリエイターから高い評価を受けています。
>>公式サイトでG-Tune HM-B-3060Ti-LCのセール状況を見てみる
外出先でも4K動画編集ができる『DAIV 5N』
出典元:マウスコンピューター公式サイト
- CPU:Intel Core™ i7-12700H
- メモリ:32GB
- GPU:GeForce RTX™ 3060 Laptop GPU(6GB)
4K動画の編集にも対応できる貴重なノートパソコン。いざというときに持ち運べるのがうれしいですね。
価格は税込239,800円とかなりコスパのいい1台。
会社やカフェなど外出先でも動画編集をしたい方におすすめです。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
ユーザーのレビューも4.3とまずまずの高評価。4K動画の編集ができるほどのスペックを持つノートPCは珍しいので、気になる方はお見逃しなく。
『4k動画編集におすすめのパソコン3選!』のまとめ
- 4K動画を扱う機会は意外に多い
- 4K動画を編集できるパソコンは20万円前後
- セール時を狙ってお得に手に入れよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
紹介したパソコンの中で私が1つだけおすすめを選ぶとしたら、G-Tune HM-Bですね。
4K動画編集に十分なスペックを持ちながら約22万円ととてもお得なので、これから動画編集を始める方は検討してみてください。