【Stable Diffusion】Image browserで画像の履歴を確認する方法

AIイラスト

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こういったお悩みにお答えします。

過去にどんなプロンプト・設定でイラストを生成したかという履歴は、基本的に閲覧できません。わざわざメモを取っていないと、『あれ?あのイラストってどんな呪文で生成したっけ?』とわからなることも。

この記事では

これらについて解説していくので、最後まで読むと過去のイラスト履歴やそのときのプロンプトなどを簡単に確認できるようになります。

この記事ではImage browserという拡張機能を紹介していますが、他にもおすすめの拡張機能を知りたい方は以下の記事も合わせてお読みください。

>>Stable Diffusionでおすすめの拡張機能(Extensions)を紹介!

【Stable Diffusion】Image browserで画像の履歴を確認する方法


Image Browserという拡張機能をインストールすることで、Stable Diffusionで過去に生成した画像の履歴を確認することができます。もちろん無料です。

Image Browserを使えばそのイラストを生成したときの呪文(プロンプト)やモデル・設定状況まで一目で丸わかり。コピペすれば、そのときと同じ条件でイラストを生成することもできます。

もともとはデフォルトの機能として備わっていたんですが、現在はなぜか拡張機能になってしまいました。個別に入手する必要があるのでちょっと面倒ですが、インストールしていきましょう。

Extensionタブ位置
Stable Diffusionを起動すると、初期画面では一番左の『txt2img』タブが開かれています。拡張機能を追加するため、一番右側にある『Extensions』タブに切り替えてください。

拡張機能のロード
画面左側にある『Available』タブを選択し、オレンジ色の『Load from:』ボタンを押しましょう。すると拡張機能の一覧がずらっと表示されます。

チェック確認
このとき『tab』と『UI related』にチェックが入っていないことを確認してください。もし入っている場合は外しましょう。
※チェックが入っていると、肝心のImage Browserが一覧に表示されません。

拡張機能一覧
拡張機能のリストを下の方にスクロールしていくと『Image browser』が見つかります。記事執筆時点では下から6番目にあったので、一度ページの下までスクロールしきってから探すのがおすすめ。

見つけたら右側にある『Install』ボタンを押しましょう。数秒間画面が止まった後、Image browserが一覧から消えていればインストール完了です。

リロード画面
一度『Setting』画面に移動し、右上の『Reload UI』を押してUIを再度読み込みましょう。するとImage browserのインストールが反映されます。

Image browser追加
タブ一覧の中に『Image browser』が追加されていればOKです。お疲れさまでした。

Image browserの使い方

Image browser画面
Image browserのタブを開いた状態で

  • First Pageをクリック:直近でに生成したイラスト
  • End Pageをクリック:一番昔に生成したイラスト

が一覧で表示されます。

Image browserプロンプト確認画面
イラストをクリックすると

  • Prompt
  • Negative prompt
  • Steps
  • Sampler
  • CFG scale
  • Seed
  • Size
  • Model hash
  • Model

これらの情報が一目でわかるのでとても便利。『このイラスト、あのモデルを使ってたのか』『このときの呪文しょぼいな…』などいろいろな再発見があるでしょう。コピーした呪文をtxt2imgに貼り付ければ、当時と同じ条件でイラストを再生成することもできます。

なお画面下の『Delete』を押すと画像が削除されてしまうので注意してくださいね。

Image browserランク
イラストに1~5のランクをつけたり、つけたランクやキーワードでイラストを絞り込むこともできるのでイラストの管理にも活用しましょう。

Image browserよりも便利に管理したい方向けのツール


Image browserよりももっと便利にイラストを管理したいなら『Eagle』というツールがおすすめです。

『約4,000円・買い切り方』の有料ツールですが、30日間は無料で試せるのがメリット。

Eagle使い方①
Stable Diffusionと連携すると、イラストを生成すると同時にプロンプトなどの情報がEagleに自動で送られます。

この『タグ』で検索することで、過去イラストへのアクセスや絞り込みも超簡単。利便性はImage browserの上位互換と言えるでしょう。

まずは公式サイトから無料でEagleを試してみてください。Image browserと使い比べるとEagleの使いやすさがよりわかりやすいのではないでしょうか。

Eagleについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてお読みください。

>>【無料体験】Stable Diffusionで生成したイラストを管理できる『Eagle』の使い方

もっとスムーズにイラストを生成したいなら…


もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。

グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。

本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。

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もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。

>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!

PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。

>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!

『Stable Diffusionで生成した画像の履歴を確認する方法』のまとめ

  • 履歴を見るにはImage browserという拡張機能でを入手しよう
  • プロンプト・モデルなどの情報を確認できる
  • Image browserはイラストの管理にも使えて便利

ここまでお読みいただきありがとうございました!

他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。

>>【完全初心者用ガイド】Stable Diffusionの使い方を徹底解説!