【Premiere Pro】動画編集用PCは中古でもいい!?
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- 動画編集を始めたいけど、中古PCでも大丈夫?
- どのくらいのスペックがあればいいの?
- 動画編集用PCをなるべく安く手に入れたい!
こういったお悩みにお答えします。
動画編集を始めるためには高いスペックのPCが必要です。
スペックが高いPCは値段も高くなるので、少しでも出費を抑えるために中古のPCを買いたいと考えている方も多いでしょう。
しかし、中古PCで動画編集を始めるのはデメリットが多くおすすめできません。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが初心者の方向けに動画編集用PCは新品の方がお得ということについて解説していきますので、最後まで読むことでどのようなPCを購入すべきかが分かります。
しっかりと選びましょう。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
- 動画編集者として200本以上を納品
- 現役の動画編集ディレクターとして活動中
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コスパ最強でおすすめの動画編集用PC3選は以下の記事で紹介しています。
>>コスパ最強の動画編集用デスクトップPCおすすめ3選!
Premiere Proの推奨スペック
選べばいいの?
Adobe公式サイトでは、Premiere Proを快適に使うための推奨スペックが以下のように示されています(抜粋)。
- CPU:Intel® 第7世代以降、AMD Ryzen™ 3000 シリーズ以降
- メモリ:16GB以上
- GPU:4GB以上
各項目の詳しい説明やご自身のPCスペックの調べ方については以下の記事で解説しています。
推奨スペックと確認方法を解説!
5万円くらいの中古PCでは推奨スペックを満たせない
安さを重視して中古PCを購入するなら、値段は5万円くらいに抑えたいですよね。
新品の動画編集用PCはコスパのいいものだと13万円台で購入できますので、中古PCに10万円払うくらいなら初めから新品PCを購入した方がいいでしょう。
【新品 コスパ最強】おすすめの動画編集用デスクトップPC3選については以下の記事で詳しく解説しています。
2022年1月の時点で、価格.comで調べてみました。
このような、5~7万円くらいの中古PCが推奨スペックを満たしてくれていればいいのですが…
上の3機種を表にまとめてみました。
推奨スペックを満たしている項目は『〇』満たしていない項目は『×』としています。
機種名 | D HP EliteDesk 800 G2 SFF |
ESPRIMO D588/C |
DELL Optiplex 9020SF |
CPU | × | 〇 | × |
メモリ | 〇 | × | 〇 |
GPU | × | × | × |
価格(税込) | 56,999円 | 60,280円 | 69,800円 |
CPUやメモリについては推奨スペックを満たしている機種もあるのですが、GPUは全滅でした。
これらのPCを購入したとしても、編集ソフトが動かなければお金のムダになってしまいます。
中古でも10万円くらいかかりそうですね。
中古PCのデメリット
スペック以外にも、中古PCには以下のようなデメリットがあります。
- PCトラブルのリスクが高い
- 買い替えの周期が早くなる
- 保証・サポートの質が落ちる
順番に解説します。
PCトラブルのリスクが高い
中古PCは新品PCと比べて、どうしてもトラブルが発生するリスクが高くなります。
中古でもしっかりとメンテナンスされているPCもありますが、それでも新品には敵いませんよね。
プライベートで使っているPCでトラブルが発生しても、『直るまでスマホを使うか…』と我慢できますが、仕事で使っているPCではそうはいきません。
仕事の納期が迫っていれば、クライアントにも迷惑をかけてしまうことになりますので、あなたの評価は大きく下がってしまいます。
もちろん、そのクライアントからは二度と依頼してもらえないでしょう。
クライアントとしては怖いですからね。
せっかく採用してもらい、『これから編集を頑張るぞ!』と気合を入れたところでPCトラブルのせいで契約が打ち切られてしまったら…精神的にもしんどいですよね。
あなたが編集者として実績を積み、レベルアップするのも遅くなってしまいます。
このようなことにならないために、動画編集者としてお金を稼いでいくためにはPCトラブルのリスクはとことん下げる必要があるのです。
1台しか購入できないからこそ、そのPCが動画編集者にとっての生命線になりますので、安心できるものを購入しましょう。
買い替えの周期が早くなる
どんなPCでも徐々に経年劣化していくため、いつかは買い替える必要があります。
国税庁ではPCの耐用年数を4年と定めていますね。
PCを買い替えている人も多いでしょう。
しかし、中古のPCを購入した場合は早いタイミングで次のPCに買い替えなければなりません。
あなたの手元に届いた時点ですでに経年劣化していますからね。
そのPCが新品として販売されたのが1年前なら、残りの耐用年数は3年しかありません。
購入したときは『新品より安く購入できた!』と思っても、長い目で見ると損をしていることがよくあるのです。
例えば
- 7万5千円の中古PC:3年おきに買い替え
- 10万円の新品PC:4年おきに買い替え
この両者では1年あたりの出費額は同じです。
これなら、新品を購入した方がいいですよね。
また、PCを買い替えるときには設定やデータの移行などめんどくさい作業がたくさん必要になります。
余計な手間をかけないためにも、なるべく長く使えるPCを購入しましょう。
保証・サポートの質が落ちる
一般的に、中古PCの販売店はメーカーに比べて保証やサポートの質が落ちることを覚悟してください。
新品PCのメーカーでは『1年間無料保証』や『24時間365日サポート電話対応』などの体制をとっているところも多いです。
一方、中古PCの販売店では保証期間が30日しかなかったり、電話での問い合わせを受け付けていなかったりと、かなりの差があります。
PCのトラブルが発生したとき、すぐサポート対応してくれるメーカーなら安心ですよね。
一方、サポート体制が不十分な販売店から購入してしまい、『PCが動かない!相談できる相手もいない!でも納期が迫ってくる!』なんてことになったらストレスが半端じゃありません。
トラブルに自力で対応できる方はいいのですが、PCにあまり詳しくない方は保証・サポートが充実しているメーカーから新品で購入する方が無難です。
クライアントは、中古PC使用者には仕事を頼みたくない
動画編集の仕事を発注しているクライアントは、中古の安いPCで作業をしている編集者には仕事を頼みたくありません。
上で述べてきたように、中古PCは新品PCに比べてトラブルなどのリスクが高いです。
万が一、編集者のPCにトラブルが起きて編集できなくなってしまったら、クライアントとしても困ってしまいます。
代わりの編集者を探したり、動画の公開を遅くせざるを得なかったり、とても迷惑ですよね。
迷惑の度合いが大きければ、編集者に対して損害賠償請求をすることだってあり得ます。
このような事態を防ぐため、クライアントが『なるべくリスクが低い=新品のPCを使っている』編集者を選ぶのは当然の判断です。
気持ちの問題としても、もし皆さんが動画編集を発注する立場だっとして
という編集者にお願いするのは怖くないですか?
どうせなら『動画編集できる環境をしっかりと整えてくれている編集者にお願いしたいなぁ』と思いますよね。
中古PCを使っていることで『大事な仕事道具であるPC代すらケチる編集者なんだな…』と思われてしまい、あなたの評価が下がってしまうのでもったいないですよ。
早くレベルアップして、PC代をサクッと稼ぐのがベスト
ここまでお伝えしてきた通り、中古のPCには様々なデメリットがあります。
その一方、メリットは『値段が安いこと』だけですよね。
たしかに、安いPCを購入すれば一時的な出費は抑えることができます。
しかし、安いPCを使っているせいで動画編集者としての稼ぎづらくなってしまっては本末転倒です。
PC代を節約するよりも、早く動画編集者としてレベルアップして、安定してたくさん稼げるようになる方があなたの人生を豊かにしてくれますよ。
お金では取り戻せませんしね…。
もちろん、『何十万円もするPCを購入しろ』などとお伝えするつもりはありません。
以下の記事では、コスパ最強で動画編集に十分なスペックを備えているデスクトップPC3選を紹介しています。
『動画編集用PCは中古でもいい!?』のまとめ
- 5~7万円くらいの中古PCではスペック不足
- 中古PCだと稼ぐのが遅くor難しくなることも
- PC代を節約するよりも、早く稼げるようになることの方が百倍大事
新品のPCを購入しましょう。
コスパ最強のおすすめデスクトップPCはこちらで紹介しています。
おすすめの動画編集用デスクトップPC3選!
動画編集を学ぶならスクールがおすすめ
動画編集を学ぶにあたって
- どうやって勉強していけばいいの?
- 正直、わけ分からんことばっか…
- 誰か詳しい人教えてくれー!
このようにお悩みではありませんか?
もしあなたが最短で効率よく動画編集で結果を出し、人生を変えたいのであれば、独学ではなく信頼できるスクールに入るのがおすすめです。
独学だと、もともと勉強の効率が悪いことに加え、自分のスキルを客観的に測ることもできません。
『あと何を勉強すればいいんだろう』『もう自分のスキルは十分なんだろうか…』と迷いながら進むことになってしまうんですよね…。
きちんと賢く動画編集を学んでいる人たちと比べて、結果を出すのがとても遅くなってしまいます。
私も独学で動画編集を始めたため、数多くの失敗や遠回りをしてしまいました。
同期だと思っていた方たちが次々と結果を出していく一方、私は思うように稼げず、何が悪いのかすらわからずに悩んでいたのです。
私のようにノロノロと独学で勉強し、周りの編集者に置いていかれたくない方は、スクールに入って効率的に進んでいくのがおすすめです。
スクールに入れば、しっかりと体系的・網羅的に動画編集を勉強することができます。
『次に何を勉強すればいいんだろう』などと迷う必要はありません。
さらに、スクールによっては、受講が終わったあとに仕事を紹介してくれるところも。
『最短で稼げるようになりたい!』という方はぜひ検討してみてください。
まとまった勉強時間が取れない副業の方には、特におすすめです。
現役ディレクターがおすすめする動画編集スクールTOP10はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>>【13校に厳選】後悔しない!おすすめの動画編集スクールランキング
ここまでお読みいただきありがとうございました!