動画編集におすすめの外付けSSD・HDDを5つのポイントで解説!

STEP2:必要な2つのもの 動画編集

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  • 保存容量が足りないと、動画編集者としてどう困るの?
  • HDDとSSDってどう違うの?どっちを買うべき?
  • コスパのいい外付けストレージを選びたい!

こういったお悩みにお答えします。

動画編集者はデータの保存にたくさんのストレージ容量が必要。

『あ、もうストレージの容量が残り少ない…昔の案件のデータ消すか』なんて軽率に削除してしまうと

数ヶ月後にクライアントから再提出を求められて困ることも。

でも、『じゃあ何GBあればいいんだよ?そもそもHDDとSSDのどっちがいいの?』と思いますよね?

大丈夫です。

この記事では、現役の動画編集ディレクターが

これらについて解説していくので、最後まで読むと

動画編集者として困らないためには、どんな種類・容量のストレージがあればいいのかが分かります。

コスパ重視なら4TBのHDDがおすすめ
筆者
筆者
耐衝撃性や寿命を
重視するならSSDですね。
この記事を書いた人
シゲル 白背景アイコン
シ ゲ ル
  • 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
  • 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
  • 動画編集者として200本以上を納品
  • 現役の動画編集ディレクターとして活動中

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初心者が動画編集で月10万円稼ぐまでのロードマップは以下の記事で解説しています。
>>【初心者向け】動画編集の始め方~副業で月10万円稼ぐまでのロードマップ!

動画編集者に外付けのストレージ(HDDかSSD)は必須

HDD

動画編集者として、外付けのHDD・SSDなどにデータを保存しておくことは必須です。

他の副業と違い、動画編集者は容量が大きい動画ファイルを大量に扱うため、PC内のドライブだけだとすぐ満タンになってしまいます。

しかも、私たちが扱うのはクライアントから受け取る動画素材だけではありません。

納品用に書き出した動画だったり、比較のために何パターンか作った動画だったり、ダイジェスト版だったり…ひとつの案件につき何GBもの容量が必要になります。

これを何十件も繰り返していると、Cドライブ・Dドライブだけではとても足りませんよね。

『じゃあ過去動画を消せばいいじゃん』と思う方もいるかもしれませんが、そう単純にはいきません。

納品後にクライアントから『あの動画のデータもう一回送って』などと頼まれることがあるのです。

筆者
筆者
私も過去にありました。

そういった依頼に対応できなくても、契約に違反するわけではありません。納品後のデータを紛失したクライアントが悪いですからね。

しかし、そこは人間同士。

『融通が利かないなぁ…』

『〇〇さん(他の編集者)は対応してくれたのに…』

こんなふうに思われて、その後の関係にもヒビが入ってしまうかも。

クライアントと仲良くお付き合いを続けていくためにも、納品後しばらくの間はきちんとデータを保存しておくのがおすすめです。

データが手元にあれば、もう一度送るのなんて簡単ですからね。

そのために、何らかの外付けストレージを用意しておきましょう。

HDDとSSDの使い分けを5つのポイントで比較

SSD
では、いったいどんな外付けストレージを買えばいいのでしょうか?

有名なのはHDD・SSDの2種類です。まずはこの2つを検討していきましょう。

ここでは5つのポイントでHDDとSSDの使い分けを比較していきます。

HDD SSD
容量 〇大きい △少ない
価格 〇安い △高い
転送速度 △遅い 〇速い
耐衝撃性 △弱い 〇強い
寿命 △3~5年 〇5~10年

 

表にまとめるとこのようになります。

先に結論をお伝えすると

  • コスパのいいストレージがいい
  • 保存用なので転送速度は気にしない
    HDDがおすすめ
  • 外に持ち歩く
  • 寿命を重視したい
    SSDがおすすめ

このように選び分けるのがおすすめです。

それでは、HDDとSSDの使い分けについて詳しく解説していきますね。

使い分けポイント①:容量

SSDは最大でも4TBくらいの製品しか販売されていません。しかも、大容量のSSDはかなり高いです…。

一方、HDDであれば8TBのものも普通に安価で販売されているため、大きな差がありますね。

4TBを超える大容量のストレージが欲しい方は、実質HDD一択になるでしょう。

ストレージの容量って
どのくらいあればいいの?
初心者の方
初心者の方

動画編集者におすすめの容量は4TB

動画編集者におすすめな容量は『4TB』です。これくらいあれば1年分のデータをストックしておくことができます。

具体的に計算してみましょう。保存しておきたいデータは

  • 元の動画素材
  • 編集で使った画像など
  • プロジェクトファイル
  • 完成後の動画

このあたり。

動画の画質・長さによって容量が大きく変わりますが、一般的なYouTube動画の案件であれば、1件あたり『数GB~10数GB』くらいが平均です。

これを1ヶ月で20本編集したとすると200~300GBが必要になるため、1年で3~4TBのストレージがいっぱいになる計算ですね。

つまり、ストレージが4TBあれば『1年経過したデータは削除していく』という管理をすることによって、そのストレージを寿命まで使い続けることができるのです。

1年以上経ってからデータの再提出を求められることはまずないため、古いデータも安心して削除できます。

使い分けポイント②:価格

同じ容量で比較した場合、HDDの方がSSÐよりも価格が大幅に安いです。

動画編集者におすすめの容量である4TBの製品で比較してみましょう。


こちらはバッファロー社製のHDD。4TBの価格をAmazonで見てみると10,586円です(記事執筆時点@2022年8月)。


それに対してこちらはCrucial社製の外付けSSD。価格は43,980円と、同じ容量のHDDと比べて4倍以上になってしまいます。

※なお、Crucial社製のSSDはめちゃめちゃ安いです。他社製のSSDだと7万円くらいが相場。

予算に余裕がない方、コスパを重視したい方はHDDがおすすめですね。

使い分けポイント③:転送速度

転送速度は圧倒的にSSDの方が速いです。

使用環境によって大きく変わるのですが、一般的に数倍~数十倍の差があります。

そのため、動画などの素材を外付けのストレージにダウンロードし、そのデータを編集したい方はSSDがおすすめですね。

編集や書き出しのたびに外付けストレージ内のデータにアクセスする必要があるので、転送速度が遅いと余計な作業時間がかかってしまいます。

一方、『外付けストレージはあくまでデータの保存用』と考えている方は、転送速度はあまり気にしなくていいでしょう。

編集が終わったデータを保存するための倉庫として使うのなら、転送速度がいくら遅くても編集作業のスピードには影響しません。

他の作業や休憩の間にでものんびりデータを送っておけばOKです。

使い分けポイント④:耐衝撃性

耐衝撃性はSSDの方が優れています。特にHDDのディスクが回転しているときに強い衝撃が加わってしまうと、ヘッドなどが損傷し故障の原因になります。

そのため、あなたがどこでストレージを使いたいかで決めるのがおすすめです。

ずっと家に置いておくのであれば、ストレージに衝撃が加わることはほとんどないためHDDでも問題ありません。

一方、カフェやコワーキングスペースなど、頻繁に外に持ち出して使うのであればSSDの方が安心です。

わざわざ外に持ち出して使うということは、おそらくストレージ内のデータを直接編集したい方のはず。

転送速度の面からも、SSDのほうがストレスなく作業できそうですね。

使い分けポイント⑤:寿命

一般的に、HDDの寿命は3~5年・SSDの寿命は5~10年です。

もちろん寿命が長いに越したことはありませんので、価格差やその他の性能を比較して決めましょう。

とはいえ、ストレージの寿命は使用環境によるところが大きいので、寿命を重視するなら使い方も気をつけたいですね。

例えば、PCを起動するとHDD・SSDに負担がかかるため、ストレージのことだけを考えるのであればなるべくPCの電源をつけっぱなしにしておくことがおすすめです。

ということで、まとめると

HDD SSD
容量 〇大きい △少ない
価格 〇安い △高い
転送速度 △遅い 〇速い
耐衝撃性 △弱い 〇強い
寿命 △3~5年 〇5~10年

 

  • コスパのいいストレージがいい
  • 保存用なので転送速度は気にしない
    HDDがおすすめ
  • 外に持ち歩く
  • 寿命を重視したい
    SSDがおすすめ

このような使い分けがおすすめです。

HDD・SSD以外のストレージはあるの?

CLOUDと書かれたブロック
外部ストレージには、ここまでご紹介したHDD・SSDだけでなくオンラインのクラウドストレージもあります。Dropboxなどが有名ですね。

特にユーザー数が多いDropboxとGoogle Driveの容量や金額を見てみると

Dropbox Google Drive
容量 3TB 5TB
価格(月額) 2,000円 2,040円

 

このようになっており、どちらのサービスも年間で2万円以上かかってしまうのがネックですね。

HDDはもちろん、SSDであってもクラウドストレージよりはコスパが良さそうです。

一方、運営する企業がしっかりと管理をしてくれるため、ストレージの耐衝撃性や寿命の心配をする必要がないことはメリットですね。

動画編集におすすめの外付けHDD・SSD5選!

積み重なったHDD
動画編集者におすすめのHDD・SSDを5つ紹介していきます。なお、価格は2022年8月時点のものです。

HDD:HD-AD4U3 10,680円

製品名 HD-AD4U3
メーカー バッファロー
容量 4TB
口コミ ☆4.3(3万3千件)
価格 10,680円

 

Amazonでベストセラー1位の外付けHDDです。4TBで約1万円とコスパ最強ですね。

仮に3年で買い替えるとしても、1月あたりのコストは300円程度です。

『機能の違いはよく分からん!とにかくコスパのいいHDDがほしい!』という方におすすめです。

有名メーカーのバッファロー社製であることに加え、Amazonでも3万3千件以上の口コミで星4.3と高評価。

直接中身が見えない製品だからこそ、安心できるものを選びたいですね。

また、この製品は2・4・6・8TBの4パターンが用意されており、自分に合った容量のものを選ぶことができます。価格差も見ながら選ぶといいでしょう。

なお、私はこのHDD(4TB)を2つ購入し、現役で使い続けています。

購入から2年以上経っていますが、エラーなどはまったく発生したことがありません。

私自身の経験からも、安心しておすすめできる製品です。

コスパを重視する方・特にこだわりがない方はこの製品を選んでおくのが無難でしょう。

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HDD:EX-HDAZ-UTL4K 10,700円

製品名 EX-HDAZ-UTL4K
メーカー アイ・オー・データ
容量 4TB
口コミ ☆4.2(7千件)
価格 10,700円

 

価格・機能とも1つ目に紹介したHD-AD4U3とほぼ同じクラスの製品です。

これまでに外付けHDDを使ってきて多少知識がある方は、バッファローかアイ・オー・データ、好きなメーカーで選ぶのもいいでしょう。

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SSD:SSD-PG1.9U3-B/NL 23,690円

製品名 SSD-PG1.9U3-B/NL
メーカー バッファロー
容量 2TB
口コミ ☆4.4(8千件)
価格 23,690円

 

1つ目のHD-AD4U3と同じバッファロー製のSSDです。

容量は2TBなのですが、1つ目に紹介したHD-AD4U3(4TB)の倍以上の値段となっています。

HDDと比較するとどうしても高く感じるかと思いますが、SSDとしてはとてもコスパのいい製品。

『2TBでいいから、コスパのいいSSDがほしい!』という方におすすめですね。

口コミの数は8,000件で評価も☆4.4と高く、2TBのSSDを買うなら真っ先に候補に挙がる製品ですね。

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SSD:SDSSDE30-2T00-GH25 25,276円

製品名 SDSSDE30-2T00-GH25L
メーカー SanDisk
容量 2TB
口コミ ☆4.4(1千件)
価格 25,276円

 

こちらはSanDisk社製の2TBのSSDです。

値段は少しお高めですが、持ち運びに便利なコンパクトサイズ。

しかも、2mの落下にも耐える高耐久性が売りなので、万が一テーブルから落としてしまっても大丈夫。

『外出先やカフェなどで動画編集をするためにSSDを持ち運びたい!』という方におすすめです。

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SSD:CT4000X6SSD9 42,812円


製品名 CT4000X6SSD9
メーカー Crucial
容量 500GB~4TB
口コミ ☆4.3(4千件)
価格 42,812円(4TB)

 

こちらはCrucial社製のSSD。4TBで4万円台と、SSDにしてはめちゃくちゃ安いです。

『大容量のSSDがほしい!』という方におすすめ。

4TBのSSDだと、だいたいの相場は7万円くらい。この製品だけ別格に安いんですよね。

ただ、少し気になるのが落下耐性。

『カーペットの床に最大2mの高さから落下しても、ドライブのデータに影響はありません』とのこと。

床が硬かったらアウトなんでしょうか?ちょっと落とすのが怖いですね…。

なるべく持ち歩かずに使うほうが安心かもしれません。

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『動画編集におすすめの外付けSSD・HDDを5つのポイントで解説!』のまとめ

  • コスパを重視するならHDD
  • 耐衝撃性・寿命を重視するならSSD
  • 自分のスタイルに合ったものを選ぼう
筆者
筆者
4TBのHDDが
コスパ最強でおすすめです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!