【動画編集】棒読みちゃんの使い方3STEP!【発音の辞書登録も】

STEP3:練習方法 動画編集

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  • 動画編集をしたいけど、音声素材がない
  • 自分の声に自信ないし、マイクもしょぼい・・・
  • 初心者でも無料で簡単に音声素材を作りたい!

こういったお悩みにお答えします。

動画を作るとき、会話風の音声素材がなくて困っていませんか?

自分の声を録音するのが嫌な人や、いいマイクを持っていない人も多いでしょう。

そんなとき『棒読みちゃん』を使えば、あなたの好きなセリフの素材を手に入れることができます。

この記事では、動画編集初心者の方向けに

これらについて解説しますので、最後まで読むことで棒読みちゃんで簡単に音声素材を入手する方法が分かります。

こんな感じの動画が簡単に作れますよ。

この記事を書いた人
シゲル 白背景アイコン
シ ゲ ル
  • 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
  • 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
  • 動画編集者として200本以上を納品
  • 現役の動画編集ディレクターとして活動中

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他にもフリー画像・効果音・BGMなどを入手したい方はこちらも合わせてお読みください。

>>ここだけ押さえとこ!動画編集勉強用のフリー素材6種類を入手できるサイト集!

動画でサクッと学びたい方はこちら

棒読みちゃんとは:フリーの自動読み上げソフト

棒読みちゃん起動画面

棒読みちゃんはテキストを自動で読み上げてくれるフリーソフトです。

シンプルで操作がわかりやすいため、初心者でも簡単に使えるのが特徴です。

当然ですが、噛んだり言い間違えたりもしませんので、目的の音声素材をスムーズに手に入れることができます。

筆者
筆者
動画に自分の声を使いたくない方におすすめです。

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『棒読みちゃん』のメリット3つ

釣り合っていない天秤
『棒読みちゃん』のメリットは以下の3つです。

      

  • 8種類の声質から選べる
  • 辞書機能あり
  • 外部ツールの読み上げが得意

順番に解説していきます。

8種類の声質から選べる

棒読みちゃんには

  • 女性1、2
  • 男性1、2
  • 中性
  • ロボット
  • 機械1、2

の8種類の声質が用意されています。

声質を使い分けることによって、複数の登場人物による掛け合いも再現できます。

また、『音量』『速度』『音程』も調整できますので、自分の好きなオリジナルの声を作ってみるのも楽しいですよ。

筆者
筆者
いろいろ遊んでみてください。

辞書機能あり

棒読みちゃんに特殊な読み方をさせたい場合などは、あらかじめ辞書に登録しておくと指定したとおりに読み上げてくれます。

例えば、何も辞書登録していない状態で『今回は』と入力すると『は』の部分が『はひふへほ』の『は』として発音されてしまいます。

これを防ぐために『こんかいは』→『こんかいわ』と辞書に登録しておくと、今後はそのとおりに読み上げてくれるようになり便利です。

筆者
筆者
辞書登録の仕方は
下の項目で詳しく解説します。

外部ツールの読み上げが得意

TwitterやYouTubeでのコメントなどを自動で読み上げるのが得意です。

よくゲーム実況動画で導入されていますので、合成音声でコメントが読み上げられているのを聴いたことがあるのではないでしょうか。

実況者がゲーム中で画面から目が離せないタイミングでも、棒読みちゃんが勝手にコメントを読み上げてくれるので楽ですよね。

視聴者としても、自分のコメントが確実に届いている感じがしてうれしいですよね。

YouTubeなどで配信する方には便利な機能です。

筆者
筆者
外部ツールの読み上げについては
以下のサイトが詳しいです。

>>【外部サイト】棒読みちゃんの詳しい使い方・設定方法を紹介!音声読み上げソフトでコメント管理!

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『棒読みちゃん』のデメリット

badサインのシルエット

その名のとおり棒読み

合成音声では、どうしても音声素材が棒読みになり、抑揚をつけることが難しいです。

そのため、視聴者が飽きやすい動画になりがち。

例えば、『今回はぁ~・・・なんと!◯◯をしていきます!!』と喋っている場合は

  • 『溜め』が意識されている
  • 『◯◯』の部分で声が大きくなる

これらの要素によって、強調したいポイントを視聴者に分かりやすく伝えることができます。

一方、棒読みちゃんでは『コンカイワ・・・ナント〇〇ヲシテイキマス』と平坦な音声になってしまいます。

淡々と説明する動画であればいいのですが、エンタメ風動画の主音声には向いていません。

筆者
筆者
自然さを求める場合は
有料のソフトを使いましょう。

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『棒読みちゃん』の使い方3STEP

壁に『3』の形のネオンがぶら下がっている

  • STEP1:『棒読みちゃん』の導入
  • STEP2:『棒読みちゃん』で音声素材を作成
  • STEP3: Premiere Proに取り込み

順番に解説していきます。

STEP1:『棒読みちゃん』の導入

まずはダウンロード・インストールをしていきます。もちろん無料です。

こちらのサイトから

棒読みちゃん公式ページ
左上にある『ダウンロード』をクリックしましょう。

棒読みちゃんダウンロードボタン
『ダウンロード(β版)』をクリックすると

Onedriveへの移行画面
ページが変わりますので、フォルダを右クリックしてダウンロードしましょう。

ダウンロードされたフォルダを解凍すると

ダウンロードしたフォルダの中身
たくさんのファイルがありますが、アイコンが口の形の『BouyomiChan』をダブルクリックして起動しましょう。

『棒読みちゃん』を初めて起動させると、3つのプラグインを有効にするかどうか確認されます。

2ch読み上げ設定

クリップボード監視設定

Twitter読み上げ設定
ここではすべて『いいえ』を選択してください。

とりあえず音声素材を作るためには必要ありません。

なお、必要になった場合は後から簡単に変更できます。

STEP2:『棒読みちゃん』で音声素材を作成

それでは、実際に『棒読みちゃん』を使って音声を出力してみましょう。

棒読みちゃん読み上げボタン
読み上げてほしい文章を入力し、左上の吹き出しマークをクリックすると読み上げてくれます。

声質などの調整画面
声質、速度、音程を自由に調整することができますので、自分が気に入る声を探してみましょう。

調整完了画面
私はこんな感じにしました。初めにご紹介した動画の音声はこの調整を使っています。

音声ファイル保存ボタン
調整が完了したら左から2つ目のアイコンをクリックすると音声ファイルが保存できます。

保存ファイル名のサンプル
保存するときは、『ファイル名=セリフ』にしておくと後々分かりやすいのでおすすめです。

STEP3:Premiere Proに取り込み

PremiereProに取り込み後の画面
Premiere Proに取り込んで、背景画像やテロップ、SE、BGMなどをつければ完成です。

画像や効果音などフリー素材の入手先については以下の記事で紹介しています。

>>【動画編集】6種類のフリー素材を入手できるサイトまとめ

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『棒読みちゃん』を使うときの注意点3つ

パソコンの上に乗っている注意コーン

  • 発音がおかしいところは調整しよう
  • 音量調整を忘れずに
  • 不要な間はカットしよう

順番に解説していきます。

発音がおかしいところは調整しよう

上の動画では『今回は、棒読みちゃんというフリーソフトについて解説していきます』というセリフがあります。

このテキストをそのまま棒読みちゃんに入力すると「こんかいは~」として発音されてしまいます。

『は』と入力されたけど『わ』と発音するんだ、なんてこと棒読みちゃんはわからないので当然ですよね。

これを正しく読み上げてもらうためには2つの方法があります。

1.『今回わ~』と入力する

『は』を『わ』に変えた状態
一回限りの単語であれば、このやり方が一番手っ取り早いです。

筆者
筆者
でも、毎回気をつけるのは
めんどくさいですよね。

2.辞書登録する

『棒読みちゃん』には、あらかじめ決められた文字列に対して『どう発音するか』を登録しておくことができます。

例えば、初期設定のままでも『こんにちは』と入力すると、ちゃんと『こんにちわ』と発音してくれるのです。

発音置換されている状態
『発音置換』という項目を見てみると、『は』が『わ』に置き換わっていますね。

なんで正しく発音されるの?
初心者の方
初心者の方

これは製作者によって、あらかじめ『こんにちわ』と発音するように辞書登録されているためです。

このように、棒読みちゃんにはデフォルトでいくつかの慣用句が辞書登録されていいます。

ここに手動で項目を追加することによって、発音を修正することができるのです。

頻繁に使う単語はあらかじめ辞書登録をしておきましょう。

コピーする箇所の指示
辞書登録したい(発音を修正したい)部分をコピーしてから、右側の『辞書』をクリックします。

ペーストする箇所の指示
辞書登録タブに移動したら『探索文字列』と『置換後』の項目にそれぞれ貼り付けます。

新規追加をクリック
次に『置換後』の項目で、発音を修正したい部分を書き換え、『新規追加』をクリックします。

これで辞書登録は完了です。

発音置換が完了している
『音声合成』タブに戻り、もう一度読み上げてみると発音が『こんかいわ』に置き換わっています。

音量調整を忘れずに

音量調整は『棒読みちゃん』でも可能ですが、Premiere Proに取り込んでからの方が確実です。

音量(db)を見ながら調整できますからね。

一般的には

  • 音声:Maxで-5db
  • SE:-10~-15db
  • BGM:-25~-27db

くらいに調整するのがおすすめです。

不要な間はカットしよう

不要な間がある状態
『棒読みちゃん』から出力した音声素材をそのままタイムラインに並べると、このように不要な間ができます。

無音になっている部分をカットして間を詰めましょう。

筆者
筆者
棒読みちゃんは噛まないので
カットはめちゃくちゃ楽ですね。

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こだわりたいなら高性能な読み上げソフトがおすすめ

マイクと声の波長

  • ポートフォリオ動画でがっつり使いたい!
  • もっと自然な読み上げソフトがいい
  • 他の動画に差をつけたい

など、本格的に読み上げソフトを使っていきたい方には、より高性能なVOICEPEAKをおすすめします。

私が愛用しているソフトで、このソフトだととても自然にテキストを読み上げることができます。

VOICEPEAKは男女それぞれ3種類+女の子1種類の合計7種類の声質が用意されており、好みの声を使い分けることができます。

もちろん商用利用も可能ですよ。

アクセントやイントネーションを細かく調整できますが、VOICEPEAKの一番の魅力はめんどくさい調整をしなくても自然に読み上げてくれることです。

試しに、棒読みちゃんとVOICEPEAKで上の文章を読み上げて比較してみましょう。

かなり違いがありますよね。

クオリティの高い動画を作りたい方や他のYouTube動画と差をつけたい方はVOICEPEAKの導入を検討してみましょう。


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動画の素材探しに悩まずに済む方法

空にかかる虹
素材探しって、いちいちめんどくさくないですか?

ほしい素材を見つけるためにいくつものサイトを渡り歩いて、でも見つからなくて、またGoogleに戻って検索して。ふと気づけば時間だけが過ぎている…。

残念ながら、どれだけ熱心に素材を探してもあなたの動画編集スキルが上がるわけではありません。

だったら、素材探しをサクッと終わらせて、他のことに時間を使ったほうが有意義だと思いませんか?

もしそう感じたなら、私がずっと愛用しているMotionElementsという素材サイトを使うのがおすすめです。

MotionElementsにある素材を使えば

あなたもこんな動画を簡単に作れるようになります。

MotionElementsは300万点の素材を抱えるアジア最大級のサイト。

動画も、画像も、テロップも、エフェクトも、BGMも、効果音も…なんでも揃います。もちろん商用利用可能。

時短になるのはもちろん、動画のクオリティが上がるため、案件での採用率も爆上がりすること間違いなしです。

周りの編集者と大きく差がつきますよ!

ただし、MotionElementsは『有料』です。お金がかかります。具体的には月2,150円。

月2,150円で300万点以上の素材がダウンロードし放題なのでめちゃくちゃお得なのですが、素材にお金を払うことに抵抗がある方もいるでしょう。

そんな方向けに、MotionElementsには無料で使える素材も用意されているので、それだけでもダウンロードしておきましょう。

↓コレ無料素材の例です。無料だけど結構かっこいいですよね。

MotionElementsの使い方や、無料で会員登録する方法などは以下の記事で詳しく解説しています。

時短しつつ、周りの編集者に差をつけてみませんか?

>>MotionElements(モーションエレメンツ)の使い方と評判!

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※周りの編集者に差をつけよう!

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『棒読みちゃんの使い方3STEP!【発音の辞書登録も解説】』のまとめ

  • 無料で音声素材を入手したいときは『棒読みちゃん』を使おう
  • よく使う単語は辞書登録しておくと便利
  • こだわる方は有料の読み上げソフトを検討

ここまでお読みいただきありがとうございました!