動画編集用パソコンに64GBのメモリを積むのはあり?
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こういったお悩みにお答えします。
動画を編集するにあたって、どのくらいのメモリがあればいいか不安ですよね。特に高画質な動画を扱う場合、いざ編集に取り掛かってから『ソフトが動かない!』なんてことになったら大変です。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが
これらについて解説していくので、最後まで読むとあなたに必要なメモリの容量がわかり、余計な出費を防ぐことができます。
- 会社員に絶望し、退職届を叩きつけることを決意
- 副業で動画編集を始め、半年後に月10万円を稼ぎフリーランスに
- 動画編集者として200本以上を納品
- 現役の動画編集ディレクターとして活動中
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動画編集用パソコンに64GBのメモリは必要?
4K動画・8K動画の編集をするなら64GBのメモリがあった方が快適に作業できるでしょう。
一方、通常のYouTube動画を編集するだけなら16GB・32GBのメモリで十分です。これからパソコンを買う方・増設を考えている方は、あなたが扱う動画によってメモリの容量を選びたいですね。
Premiere Proの推奨スペックは16GB
動画編集業界でスタンダードなソフトであるAdobe Premiere Proを使ううえで推奨されているメモリ容量は16GB。64GBには遠く及びません。
多くの動画編集者は16GB、もしくは余裕をもって32GBのメモリを使っているのが現状です。
4Kの動画を編集するなら32GB
先ほどと同じAdobe公式サイトのページですが、扱う動画の画質が4K以上の場合は32GB以上のメモリが推奨となっています。
出典元:NVIDIA公式サイト
私たちが普段目にすることが多いのはフルHDと呼ばれる画質。これは1920×1080ピクセルの画素数を持っている画像・動画です。
それに対して4Kは3840×2160ピクセルの画素を持っており、縦横それぞれフルHDの2倍。画素数は4倍も差があるのです。その分データ量も大きいので、編集時にはパソコンに大きな負担がかかってしまうことに。
4K動画に対して複雑なエフェクトをかけるような場合はさらに多くのメモリ容量が必要になるため、余裕をもって64GBのメモリを搭載しておくのもいいでしょう。後で比較しますが、32GBと64GBはそれほど大きな価格差でもありませんからね。
8Kの動画を編集するなら64GB
もしあなたが8K動画の編集も行う場合は、64GBのメモリが役に立つでしょう。
出典元:NVIDIA公式サイト
8k動画は4K動画の4倍の画素数を持っています。
Premiere Proで8K動画を編集するときの推奨スペックはAdobe公式サイトに明記されていませんが、4Kと同じ32GBのメモリで快適に作業できると考えるのは楽観的すぎるでしょう。
8K動画を編集するなら64GBのメモリを準備しておくのがおすすめです。
【16~64GB】容量別のメモリ価格
容量ごとにメモリの価格を比較してみましょう。
容量(GB) | 価格(円) |
16 | 6,180 |
32(16GB×2枚) | 9,650 |
64(32GB×2枚) | 20,479 |
近年はメモリもかなり安くなってきており、16GBと32GBの価格差はわずか3千円ほど。64GBでも約2万円と十分に手が届く値段です。
『64GBにしようか…どうしようか…』といつまでも悩んでいるくらいなら、64GBのメモリを選んでしまってもいいのではないでしょうか。悩んでいる時間の方がもったいなく感じてしまいます。
CPUやGPUと比べると安価なパーツなので、予算に余裕があるならケチらず投資するのがおすすめ。
メモリ容量が少ないせいでCPUやGPUが性能を発揮できない、なんてことになるのは避けたいところですね。
なお価格は記事執筆時点のものなので、最新情報はAmazonなどでご確認くださいね。
16GBメモリ
32GBメモリ(16GB×2枚)
64GBメモリ(32GB×2枚)
メモリ以外のパーツのスペックも重要
動画編集用パソコンにはCPU・GPUなどのスペックも重要です。メモリだけが大容量でもその他のパーツがしょぼければ意味がありません。
- CPU:Intel第7世代以降・AMD Ryzen3000シリーズ以降
- GPU:4GB以上(4Kなら6GB以上)
Premiere Proの推奨スペックについてこのように記載されています。
特にGPUは性能がピンキリなので、4K・8Kなどの高画質な動画を編集したい方はしっかりと選びたいですね。
64GBメモリ搭載の動画編集パソコン
64GBのメモリを搭載した動画編集用パソコンを紹介します。4K・8K動画の編集をするなど、ハイスペックなマシンを探している方は参考にしてください。
もちろんCPU・GPUも、64GBのメモリに見合った高性能なものを搭載しています。
価格はあくまでも記事執筆時点のものなので、最新情報は公式サイトで確認してくださいね。けっこう目まぐるしく変わるんですよ。
コストを抑えつつ高画質の動画も快適に『ZEFT Z35CZ』
出典元:パソコンショップSEVEN
最新モデルである第13世代のCore i9と64GBのメモリを積みながら税抜で33万円とコスパ最強の1台。
- CPU:インテル Core™i9-13900F
- メモリ:64GB
- GPU:GeForce RTX 3070 Ti
4K・8K動画の編集にも対応できそうですが、使用するエフェクトなどによってはGPUの性能がネックになるかも。予算に余裕があってGPUにこだわりたい方は次に紹介するZEFT R43Aがおすすめです。
出典元:パソコンショップSEVEN
ユーザーからのレビューは5段階中4.83とかなりの高評価。ショップの対応も迅速・親切なので安心です。
コストを抑えつつハイスペックなマシンを手に入れたい方はZEFT Z35CZを検討してみましょう。
最新のグラボにこだわったハイクラスな1台『ZEFT R43A』
出典元:パソコンショップSEVEN
予算に余裕があり、よりハイクラスなスペックを求める方向けのマシンです。見た目もものすごくカッコいいですね。
- CPU:AMD Ryzen™ 9 7950X
- メモリ:64GB
- GPU:GeForce RTX 4090
メモリの容量だけでなく、CPUやGPUも超ハイスペック!Ryzenシリーズ最新作のRyzen™ 9 7950Xと、GeForceシリーズ最新作のRTX 4090を贅沢に搭載した1台。
快適に高画質な動画編集をしたい方・FPSなどのゲームをしたい方におすすめです。
その分お値段は税抜で約57万円とかなり高額ですが、それもムリのない話。
搭載されているGPU(RTX 4090)単体で30万円近くしますからね。このGPUの差が、1つ目に紹介したZEFT Z35CZとの違いです。GPUにこだわりたいかどうかで選び分けましょう。
出典元:パソコンショップSEVEN
カスタマーからの評価はなんと満点の5.0!製品だけでなく、ショップのサポート体制についても高評価です。
ワンランク上のパソコンで快適な作業をしたい方は、お財布と相談しつつZEFT R43Aを検討してみてください。
『動画編集用パソコンに64GBのメモリを積むのはあり?』のまとめ
- 一般的な動画編集者は64GBもいらない
- 4K・8K動画を編集するなら64GB積んでおくのもあり
- 自分に合ったパソコンで動画編集を始めよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!