【2STEP】Stable Diffusionのweb UIを日本語化しよう
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こういったお悩みにお答えします。
頑張ってStable Diffusionをインストールしたのに、いざ起動したら全部英語。『わけわからん…』『日本語でおk』と思った方もいるのではないでしょうか。
この記事では
- 【2STEP】Stable Diffusionのweb UIを日本語化しよう
- 余裕を持った保存容量を確保しておこう
- もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
- 生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
これらについて解説していくので、最後まで読むとStable Diffusionのweb UIを日本語化し、快適に使うことができるようになります。
この記事ではlocalization-ja_JPという拡張機能を紹介していますが、他にもおすすめの拡張機能を知りたい方は以下の記事も合わせてお読みください。
>>Stable Diffusionでおすすめの拡張機能(Extensions)を紹介!
【2STEP】Stable Diffusionのweb UIを日本語化しよう
Stable Diffusionのweb UIを日本語化するためには、次の2STEPで作業を進めていきましょう。
- STEP1:拡張機能の入手
- STEP2:拡張機能の適用
数分で終わるくらい簡単なので安心してください。
STEP1:拡張機能の入手
Stable DiffusionのWeb UI(AUTOMATIC1111)は海外製ですが、これを日本語化する拡張機能が有志により開発されています。ありがたいですね。
まずはこの拡張機能を入手・インストールしていきましょう。
Stable Diffusionを起動すると、初期画面では一番左の『txt2img』タブが開かれています。拡張機能を追加するため、一番右側にある『Extensions』タブに切り替えてください。
『Available』タブを選択 → 下にある『localization』のチェックを外しましょう。
その後オレンジの『Load from』ボタンを押すと、さまざまな拡張機能が一覧で表示されます。
ページの下の方にスクロールしていくと、『ja_JP Localization』という拡張機能が表示されるので画面右側の『Install』をクリックしましょう。なお『ja_JP Localization』は下から18個目にあったので、ページの下から探していく方が早いかも。
Installを押すと画面が数秒間白くなり、また元に戻ります。これで拡張機能のインストールは完了しました。
STEP2:拡張機能の適用
インストールが完了したら、『Settings』のタブを押して設定画面に移動してください。インストールした拡張機能を実際に適用していきましょう。
左側にある『User interface』を選択し、ページの一番下までスクロールすると『Localization (requires restart)』という項目があります(画像では隠れていますが)。
右下の更新マークをクリックした後でプルダウンを押し、『ja_JP』を選択してください。
ページの一番上に戻って『Apply settings』を押して変更内容を保存した後、右側の『Reload UI』で再度読み込むと
日本語に変わっていますね。これでWeb UIの日本語化が完了しました。早速あなただけのAIイラストを生成していきましょう。
余裕を持った保存容量を確保しておこう
本格的にAIイラストで遊ぶなら、余裕を持った保存容量の確保は必須です。
Stable Diffusionで使うモデルの容量はそれぞれ数GB以上。決して軽いファイルではありませんよね。
次々とモデルをダウンロードしていくと、すぐにHDD・SSDがパンパンに。生成したイラストも保存していくならなおさら多くの保存容量が必要です。
いざイラストを生成しようとしたときに『保存容量に空きがありません』なんてことにならないよう、あらかじめ十分に確保しておきましょう。容量を気にして頻繁にファイルを整理するのもめんどくさいですからね。
手っ取り早く保存容量を確保したい方には外付けのHDDがおすすめ。4TBの製品でも1万円くらいで手に入るので、コスパがめちゃくちゃ高いです。私も3つほど持っています。
気になる方はAmazonなどで最新価格をチェックしてみてください。
予算に余裕があり、転送速度も重視したい方はSSDの方がいいかもしれませんね。
もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。
グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。
本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。
コスパを重視する方・予算が5万円以下の方はRTX 3060一択と言っていいでしょう。
もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。
>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!
PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
Stable Diffusionで生成した大量のイラストを効率的に管理するなら『Eagle』というツールがおすすめ。
イラストを生成するとメタデータが自動でEagleに送られ、タグやメモとして保存されます。このタグを使うことで検索や管理がとても楽ちん。
例えば『a dog』というタグで検索すると、そのプロンプトで生成されたイラストだけを表示することができます。『あのイラストどんなプロンプトで生成したっけ?』『LoRAのトリガーワード忘れた』なんて迷わずに済みますよ。
Eagleは本来『約4,000円・買い切り型』の有料ツールですが、30日間の無料体験ができるので、とりあえず試してみてください。
『【2STEP】Stable Diffusionのweb UIを日本語化しよう』のまとめ
- 有志による日本語化ツールをありがたく使わせてもらおう
- 日本語化の手順は2STEPで簡単!
- 日本語化したら早速イラスト生成していこう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。
>>【完全初心者用ガイド】Stable Diffusionの使い方を徹底解説!