【Stable Diffusion】明るさ・絵柄に関する呪文(プロンプト)
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こういったお悩みにお答えします。
Stable Diffusionを使ったとき、なんか微妙なイラストしかできないことってありますよね…。
そんなときは明るさや絵柄を変える呪文(プロンプト)が有効です。
この記事では
- 【Stable Diffusion】明るさ・絵柄に関する呪文(プロンプト)
- 呪文(プロンプト)だけでなくLoRAも併用してみよう
- もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
- 生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
これらについて解説していくので、最後まで読むと生成されるイラストの明るさや絵柄を望みどおりにするためにどんな呪文を入力すればいいかがわかります。
Stable Diffusionで使える呪文(プロンプト)の一覧を見たい方は以下の記事も合わせてお読みください。実際に生成したイラスト付きで解説しています。
>>Stable Diffusionでおすすめの呪文(プロンプト)集一覧!
【Stable Diffusion】明るさ・ライティングに関する呪文(プロンプト)
- ※この記事をブクマしておくとイラスト生成時に便利だと思います。
イラストを高品質・高画質にする呪文(プロンプト)一覧を紹介していきます。今回紹介する呪文についてはすべてイラストで比較しているので参考にしてください。
自然光に関する呪文(プロンプト)
呪文(プロンプト) | 効果 |
bloom | 明るい自然光 |
sunlight | 日の光 |
sunbeam | 太陽光線 |
dappled sunlight | 木漏れ日 |
moonlight | 月明かり |
darkness | 暗闇 |
ライティングに関する呪文(プロンプト)
呪文(プロンプト) | 効果 |
backlighting | 逆光 |
sidelighting | 横からの光 |
underlighting | 下からの光 |
spotlight | スポットライト |
stage lights | ステージライト |
glowing | 輝く |
sideやunderなど、光源の位置の差による違いがうまく出ませんでした。もっと強調が必要ですね。
絵柄に関する呪文(プロンプト)①
呪文(プロンプト) | 効果 |
ukiyo-e | 浮世絵 |
sumi-e | 墨絵 |
1990s | 1990年代っぽい絵 |
lineart | 線画 |
sketch | スケッチ |
realistic | 写実的 |
monochrome | モノクロ |
1990sと同様に1980sや1970sでもその時代っぽいイラストが生成されます。
絵柄に関する呪文(プロンプト)②
呪文(プロンプト) | 効果 |
impressionism | 印象派 |
animification | アニメ化 |
comic | 漫画の表紙 |
cartoonized | 漫画風(アメコミ風) |
vincent van gogh | ゴッホ |
claude monet | モネ |
ゴッホやモネに限らず、有名な画家や漫画家の名前をプロンプトに入れると画風を真似してくれます。
呪文(プロンプト)だけでなくLoRAも併用してみよう
特定の画家や漫画家の画風を真似したイラストを生成するには呪文だけでは難しいことも。呪文だけで細かく指定しようとすると、どうしても長くなってしまうんですよね。
その結果一つ一つの呪文が軽視されてしまい、結局うまくいかないことが多々あります。
そんなときに重宝するのがLoRA。LoRAとはモデルに追加学習させることによって特定の方向に『微調整』するものです。
世の中にはたくさんのLoRAが作成・公開されているため、あなたの好みに合ったものが見つかれば望みどおりのイラスト生成に大きく近づけるでしょう。
なおLoRAの導入方法・使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
>>Stable Diffusionで使えるLoRAとは?導入方法と注意点を解説!
もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。
グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。
本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。
コスパを重視する方・予算が5万円以下の方はRTX 3060一択と言っていいでしょう。
もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。
>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!
PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
Stable Diffusionで生成した大量のイラストを効率的に管理するなら『Eagle』というツールがおすすめ。
イラストを生成するとメタデータが自動でEagleに送られ、タグやメモとして保存されます。このタグを使うことで検索や管理がとても楽ちん。
例えば『a dog』というタグで検索すると、そのプロンプトで生成されたイラストだけを表示することができます。『あのイラストどんなプロンプトで生成したっけ?』『LoRAのトリガーワード忘れた』なんて迷わずに済みますよ。
Eagleは本来『約4,000円・買い切り型』の有料ツールですが、30日間の無料体験ができるので、とりあえず試してみてください。
『【Stable Diffusion】明るさ・絵柄に関する呪文(プロンプト)』のまとめ
- 光源の制御はなかなか難しい
- 絵柄に関する呪文は影響力が大きく、ガラッと雰囲気が変わる
- 特定の画家・漫画家風のイラストを作るならLoRAも併用してみて
ここまでお読みいただきありがとうございました!
他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。