【Stable Diffusion】ますますリアルに!BRA V5を使ってみた
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こういったお悩みにお答えします。
Stable Diffusionでリアルな日本人イラストを生成できると有名なモデルであるBRA(Beautiful Realistic Asians)。最近V4 → V5にアップデートされましたが、どのように変わったのでしょうか。
この記事では
- 【Stable Diffusion】ますますリアルに!BRA V5を使ってみた
- 前バージョンのBRA V3・BRA V4とBRA V5を比較
- BRA V5のダウンロード・インストール方法
- イラストの品質をアップさせるLoRA『flat2』もお忘れなく
- もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
- 生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
これらについて解説していくので、最後まで読むとBRA V5でどんなイラストが生成できるのかがわかります。
その他のモデルは以下の記事で紹介しています。
>>Stable Diffusionでおすすめの美少女モデル10選!
【Stable Diffusion】ますますリアルに!BRA V5を使ってみた
BRA(Beautiful Realistic Asians)V5はアジア人の女性を描くのが得意なモデル。
ダウンロードページにも
- 美しいアジアの女性の無数の写真をもとにトレーニングされました。(日本語訳)
と記載されています。
NSFW(いわゆるエロ)に強いのも特徴ですね。
BRAは数週間おきにアップデートが実施されており、爆速で進化し続けているモデル。今後のV6やV7にも期待したいところです。
実際に使ってみると
こんなイラストを簡単に生成できます。
前バージョンのBRA V3・BRA V4とBRA V5を比較
- BRA V3(公開日:2023年4月8日)
- BRA V4(公開日:2023年4月21日)
- BRA V5(公開日:2023年5月6日)
これら3つのバージョンを比較してみましょう。
プロンプト・ネガティブプロンプトは適当に
- Best quality,Masterpiece,1 girl,japanese,cute face,detailed face,outdoor,
- Easynegative
こんな感じです。サンプラーとかも適当。
比較結果は
このようになりました。BRA V3はちょっとのっぺりした印象ですね。アップデートされるにつれて光の加減などが改善されているように感じます。
別のSeed値で試したものがこちら。BRA V3だとちょっと顔が崩れてしまっています。V5が一番いい感じではないでしょうか。ホクロができてしまっているのが少し気になりますが。
BRA V5にアップデートしたことで、ますますクオリティの高いイラストを生成できそうですね。
その一方、BRA V5のダウンロードページには
- 正直に言うと、少なくとも手と足の場合、V5 バージョンは V4 よりも悪いと思います
- 理由は分かりませんが、手は全体的に大きいです
と、あまりよくない意見も。
V5=完全な上位互換とも言い切れないようですね。まだV4などのデータも削除せず、用途によって使い分けるといいかも。
とはいえ、BRA V5がきれいな日本人女性を描くのに重宝するモデルなのは間違いありません。
flat2と組み合わせて描き込み量を増やしてもいい感じです。
ぜひBRA V5を入手してあなた好みのイラストを生成してみてください。なお『flat2ってなに?』という方は以下の記事も合わせてどうぞ。
>>【Stable Diffusion】イラストの品質を簡単に上げてくれるLoRA:『flat2』を紹介
BRA V5のダウンロード・インストール方法
出典元:Civitai
BRA V5はCivitaiから入手できます。右上の『Download』ボタンからモデルをダウンロードし
『stable-diffusion-webui』→『models』→『Stable-diffusion』の中に放り込みましょう。
その後、すでにStable Diffusionを開いている方は
左上にある更新ボタンを押し、新しく導入したモデルを選択しましょう。少し待たされた後、モデルを切り替えることができるようになります。
Stable Diffusionを閉じている方は、普通に起動させればモデルが追加されています。
もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。
グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。
本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。
コスパを重視する方・予算が5万円以下の方はRTX 3060一択と言っていいでしょう。
もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。
>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!
PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
生成した大量のイラストを簡単に管理する方法
Stable Diffusionで生成した大量のイラストを効率的に管理するなら『Eagle』というツールがおすすめ。
イラストを生成するとメタデータが自動でEagleに送られ、タグやメモとして保存されます。このタグを使うことで検索や管理がとても楽ちん。
例えば『a dog』というタグで検索すると、そのプロンプトで生成されたイラストだけを表示することができます。『あのイラストどんなプロンプトで生成したっけ?』『LoRAのトリガーワード忘れた』なんて迷わずに済みますよ。
Eagleは本来『約4,000円・買い切り型』の有料ツールですが、30日間の無料体験ができるので、とりあえず試してみてください。
『【Stable Diffusion】ますますリアルに!BRA V5を使ってみた』のまとめ
- BRA V5はリアル系のアジア人女性が得意なモデル
- 数週間おきにアプデが公開されている
- V3やV4と使い分けた方がいい場面もあるかも
ここまでお読みいただきありがとうございました!
他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。