【Stable Diffusion】気に入った呪文(プロンプト)を管理・保存する簡単な方法

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こういったお悩みにお答えします。

気に入った呪文や自分なりのテンプレを作ったときなど、呪文を保存しておきたいことってありますよね。保存せずにうっかり削除してしまったら、また一から自分で書き直すことになってしまいます。

この記事では

これらについて解説していくので、最後まで読むとお気に入りの呪文(プロンプト)を保存しておく方法がわかります。

Stable Diffusionで使える呪文(プロンプト)の一覧を見たい方は以下の記事も合わせてお読みください。実際に生成したイラスト付きで解説しています。

>>Stable Diffusionでおすすめの呪文(プロンプト)集一覧!

【Stable Diffusion】気に入った呪文(プロンプト)を管理・保存する簡単な方法

Stable Diffusionでは、プロンプトとネガティブプロンプトを『Styles』として保存しておくことができます。お気に入りのプロンプトや、毎回ベースにするテンプレを保存しておくと作業が楽になりますよ。

Stylesの保存

プロンプトをStylesとして保存する手順はとても簡単。

フロッピーディスクアイコン
保存したいプロンプト・ネガティブプロンプトが入力されている状態で、『Generate』ボタンの下にあるフロッピーディスクのアイコンを押しましょう。

Styles名前
するとStylesの名前を聞かれるので、わかりやすいタイトルをつけておきましょう(後からの編集も可能です)。これで保存が完了しました。

なおStylesはいくつでも保存しておけるので、『テンプレート』『〇〇の女の子』『△△の…』というようにたくさん保存しておくのがおすすめです。忘れたころに『あのイラストどうやって作ったっけ?』と確認したくなることもありますからね。

Stylesの復元

では次に、保存したStylesを呼び出してみましょう。

Styles位置
Stylesを復元するには『Generate』ボタンの下にある『Styles』と書かれた空欄をクリックしてください。先ほど保存した名前が表示されるので、復元したいStylesを選択します。

クリップボード位置
復元したいStylesが選択された状態で、クリップボードのアイコンをクリックしましょう。

プロンプト・ネガティブプロンプト復元
するとStylesに登録されていたプロンプト・ネガティブプロンプトが復元されます。

イラストにこだわればこだわるほどプロンプトは長くなりがち…。書き直しなんてことにならないよう、こまめにStylesとして保存しておくのがおすすめです。

【Stable Diffusion】保存したStylesを編集・削除する方法


保存したStylesを編集・削除するには、『Styles』というcsvファイルを直接編集する必要があります。Stable Diffusionの操作画面では編集・削除することができないのでちょっと不便ですね。

Stylesファイルを編集するには、『Stable Diffusion-webui』のフォルダを開いてください(いつも起動時に開くフォルダです)。

Stylesファイルの位置
フォルダの中にある『Styles』というcsvファイルを選択して右クリック → 『編集』をクリックすると

Stylesファイルの中身
2行目以降に先ほど保存したStylesの名前・プロンプト・ネガティブプロンプトが表示されているので、これを手動で編集or削除すればOKです。

【Stable Diffusion】保存せずに呪文(プロンプト)が消えてしまったときの対処法


『Stylesとして保存する前に消してしまった』『どんなプロンプトだったっけ…』と困る場合もあるでしょう。

そんなときは、過去に生成したイラストからプロンプトなどの情報(メタデータ)を読み込むことができます。その方法は大きく分けて2つ。

  • Image browserで履歴を確認する
  • PNG Infoにイラストを突っ込む

順番に解説していきます。

Image browserで履歴を確認する

Stable Diffusionには『Image browser』という便利な拡張機能があります。Image browserは過去に生成したイラストのメタデータを確認することができるうえ、イラストの管理もできる優れもの。

まだ導入していない方は、以下の記事を参考に導入してみてください(言うまでもありませんが無料です)。

>>Stable Diffusionで生成した画像の履歴を確認する方法

PNG Infoにイラストを突っ込む

Image browserと異なりイラストの管理はできませんが、メタデータを確認するだけなら『PNG Info』でも可能。ただし、メタデータを知りたいイラストを持っていることが条件です。

PNG Info位置
PNG InfoはStable Diffusionにもともと備わっている機能なので、タブを押すだけで使えます。

過去に生成したイラストをここに放り込むと

PNG Infoメタデータ
このようにメタデータが表示されます。Stylesとして保存しておけないSamplerやモデルについても確認できるのはうれしいですね。

もっとスムーズにイラストを生成したいなら…


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もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。

>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!

PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。

>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!

生成した大量のイラストを簡単に管理する方法


Stable Diffusionで生成した大量のイラストを効率的に管理するなら『Eagle』というツールがおすすめ。

Eagle使い方①
イラストを生成するとメタデータが自動でEagleに送られ、タグやメモとして保存されます。このタグを使うことで検索や管理がとても楽ちん。

Eagle使い方②
例えば『a dog』というタグで検索すると、そのプロンプトで生成されたイラストだけを表示することができます。『あのイラストどんなプロンプトで生成したっけ?』『LoRAのトリガーワード忘れた』なんて迷わずに済みますよ。

Eagleは本来『約4,000円・買い切り型』の有料ツールですが、30日間の無料体験ができるので、とりあえず試してみてください。

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『【Stable Diffusion】気に入った呪文(プロンプト)を管理・保存する簡単な方法』のまとめ

  • プロンプト・ネガティブプロンプトは『Styles』として保存可能
  • 編集・削除はcsvファイルから
  • 呪文はこまめにStylesに保存しておこう

ここまでお読みいただきありがとうございました!

他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。

>>【完全初心者用ガイド】Stable Diffusionの使い方を徹底解説!