Stable Diffusionにおすすめのノートパソコン2選!
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こういったお悩みにお答えします。
Stable Diffusionを自分のパソコンで使うには、それなりのスペックを持ったマシンが必要。
特にGPU(グラフィックボード)が性能不足だと、イラスト生成にやたら時間がかかったりすぐにエラーが発生したりと非常に不便です。
この記事では
- Stable Diffusionに必要なパソコンのスペックを確認
- ノートパソコンでStable Diffusionを使うのはコスパが悪い
- Stable Diffusionにおすすめのノートパソコン2選
- Stable Diffusion用ノートパソコンに関するよくある質問
これらについて解説していくので、最後まで読むと外出先でもStable Diffusionで快適にAIイラストを生成していけるマシンがわかります。
- この記事ではローカル環境(自分のパソコン)でStable Diffusionを使いたい方向けの内容です。
Stable Diffusionに必要なパソコンのスペックを確認
ローカル環境でStable Diffusionを動作させるときには、以下のスペックを備えたパソコンを準備するのがおすすめです。
- OS:Windows
- CPU:あまり気にしなくてOK
- ストレージ:1TBのSSD
- メモリ:16GB(学習もするなら32GB)
- GPU(グラボ):VRAMが12GB以上 ← 重要!
この中で特に重要なのがGPU(グラフィックボード)の性能。快適にAIイラストを生成していきたいなら、『VRAM』と呼ばれる画像処理専用のメモリが12GB以上あるものを選びましょう。
VRAMの容量が少ないと
- 解像度が高いイラストを生成できない
- 一部の拡張機能が使えない
- 学習ができない
これらたくさんの致命的なデメリットが。正直、VRAMはどれだけあっても足りません。筆者は現在『RTX 3060』という12GBのVRAMを持つグラボを使っていますが、お金さえがあれば16GB・24GBのモデルがほしいところ。
Stable Diffusion用のパソコンをこれから購入する方は、VRAM容量には特に注意を払いましょう。
スペックについての詳しい解説は以下の記事をお読みください。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
ノートパソコンでStable Diffusionを使うのはコスパが悪い
ローカル環境でStable Diffusionを動作させるときに、ノートパソコンを使うのはあまりおすすめしません。ノートパソコンだと、デスクトップ型のパソコンに比べてコスパがかなり悪くなってしまいます。
コスパ悪化の主な原因はグラフィックボード。ノートパソコン向けのグラボは『Laptop型』と呼ばれるモデルで、消費電力を抑えつつ薄い格納スペースに設置できるように小型化されているのです。
その結果、元のモデルと比べてVRAMの容量が大幅に少ないものがほとんど。
例えば『RTX 3060』を搭載したグラボを比較すると
- 通常版(デスクトップ用)モデル:VRAM12GB
- Laptop(ノート用)モデル:VRAM6GB
Laptop型モデルではVRAM容量がなんと半分になってしまっています。
本来RTX 3060はとてもコスパが良くおすすめのグラボなのですが、Laptop型だとVRAMが6GBしかなくて厳しいですね。
Laptop型で12GB以上のVRAMを確保するには、より上位のモデルを選ぶ必要があります。その結果パソコンの金額が跳ね上がり、デスクトップ型パソコンよりもコスパが悪くなってしまうという仕組み。
- 予算に余裕がある
- 外出先でAIイラストを生成したい!
こんな方のみノートパソコンを購入するのがおすすめです。一方、費用を抑えたい方や自宅で作業する方はデスクトップ型パソコンを検討しましょう。
おすすめのデスクトップ型パソコン3選は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
Stable Diffusionにおすすめのノートパソコン2選
『それでもノートパソコンが欲しい』という方向けに、Stable Diffusionにおすすめのノートパソコンを2つ紹介します。
この記事で紹介するノートパソコンは
- OS:Windows
- ストレージ:1TBのSSD
- メモリ:16GB(学習もするなら32GB)
- GPU(グラボ):VRAMが12GB以上 ← 重要!
これらすべての項目を満たしたマシンのみ。外出先でも快適にAIイラストを生成できるでしょう。
12GBのVRAM容量を持ったStable Diffusionにぴったりのノートパソコン『G-Tune H6-I9G80BK-A』
出典元:マウスコンピューター公式サイト
- CPU:Core i9-13900HX
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB SSD
- GPU(グラボ):GeForce RTX 4080Laptop(12GB)
G-Tune H6-I9G80BK-Aはマウスコンピューター製のノートパソコン。12GBのVRAM容量を持つグラボを搭載しており、快適にAIイラストを生成していけるでしょう。
12GBのVRAMを確保するためにかなり高性能のグラボを搭載している一台。そのぶん価格も約44万円とお高くなっています。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
ユーザーからのレビューは☆4.7!『期待以上の性能』『動作も安定している』など高評価です。
注文から約3日で出荷されるので、『今週の土日からAIイラスト作りを始めたい』という方でも大丈夫。
大手メーカーだけあって保証もばっちりです。3年間の修理保証に加え、パソコンの不具合などに関する相談を24時間365日電話で問い合わせることができます。パソコンに詳しくない方でも安心ですね。
Stable Diffusionを使って快適にAIイラストを生成できるノートパソコンを探している方は真っ先にG-Tune H6-I9G80BK-Aを検討してみましょう。
価格は記事執筆時点のものなので、セールなどの最新情報は公式サイトでご確認ください。
>>G-Tune H6-I9G80BK-Aのセール状況を見てみる
Laptop型最高峰のグラボを搭載した最強ノートパソコン『DAIV N6-I9G90BK-A
出典元:マウスコンピューター公式サイト
- CPU:Core i9-13900HX
- メモリ:64GB
- ストレージ:1TB SSD
- GPU(グラボ):GeForce RTX 4090Laptop(16GB)
DAIV N6-I9G90BK-Aは最高峰のグラボを搭載した最強ノートパソコン。VRAM容量は16GBと、余裕を持ってAIイラストの生成ができるスペックです。
最高級のグラボを搭載しているだけあってイラストの生成速度もサクサク。次々と高画質なイラストを作っていけますよ。そのぶん約55万円とかなり高価。予算に余裕がある方向けのマシンです。
こちらも注文から約3日で出荷予定。スムーズに対応してくれるのがうれしいですね。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
ユーザーからのレビューは☆3.7。3件中2件のレビューは☆5なのですが、1件だけ初期不良により☆1の評価をされてしまっていますね。
大手メーカーだけあって保証が充実しているので、それほど心配する必要はないでしょう。なにか困ったことがあったらサポートに連絡すればOK。24時間365日電話で対応してもらえますからね。
『最高峰のスペックを持ったノートパソコンが欲しい』『ノートパソコンでもStable Diffusionをガチりたい』という方はDAIV N6-I9G90BK-Aを検討してみましょう。
価格は記事執筆時点のものなので、セールなどの最新情報は公式サイトでご確認ください。
>>DAIV N6-I9G90BK-Aのセール状況を見てみる
Stable Diffusion用ノートパソコンに関するよくある質問
VRAMが8GB以下のグラボだとキツい?
Stable DiffusionでAIイラストを生成するときに、VRAM容量はいくらあっても足りません。
筆者は12GBのVRAMを持つグラボを使っていますが
イラスト生成中は常にVRAM容量がいっぱいいっぱいです。
VRAMが少ないと、一部の拡張機能が使えなかったり高画質化できるサイズが限られてしまったりとデメリットだらけ。
特にノートパソコンの場合は『やっぱりもっとハイスペックなグラボがいいな』と思っても後の祭りです。自力でグラボを増設することはとても困難ですからね。
購入後に不満を抱えることのないよう、十分なスペックを持つマシンを選びたいですね。
デスクトップ型との価格差はいくらくらい?
一概に比較はできませんが、Stable Diffusionに必要十分なスペック(12GBのVRAM)を持つデスクトップパソコンは15万円程度。この記事で紹介しているG-Tune H6-I9G80BK-Aの半分以下の値段です。
デスクトップ型パソコンは大きなサイズのグラボを搭載できるため、比較的簡単にVRAM容量を確保することができます。
具体的に見てみると、RTX 3060というVRAM12GBのグラボはAmazonで5万円未満。
このようにコスパが良いグラボを搭載できるため、デスクトップ型パソコンの方が安くお得に購入できるのです。
とはいえこれはあくまでもVRAMの容量を基準にした話。
G-Tune H6-I9G80BK-Aに搭載されているGPU(RTX 4080)はRTX 3060よりも処理性能が高く、イラストを高速で生成していくことができます。
ノートパソコンでAIイラストを生成するときの注意点は?
自宅で作業するとき用に、大きなモニターがあるといいでしょう。ノートパソコンの小さなモニターでは、生成したイラストをじっくりと鑑賞・確認することが難しいです。
できれば27インチくらいのモニターがおすすめ。台数も多く、コスパが良いサイズです。
モニターによって発色などの性能が異なるので、なるべくきれいにイラストを映し出せるものを選びましょう。
AIイラストにおすすめのモニターについては以下の記事で詳しく解説しています。
>> 【Stable Diffusion】AIイラストにおすすめのモニター3選!
『Stable Diffusionにおすすめのノートパソコン2選!』のまとめ
- Stable Diffusionを快適に使えるノートパソコンは約40万円~
- デスクトップ型と比べるとコスパがかなり悪くなってしまう
- それでも外出先でAIイラストを作りたい方はノートパソコンを検討しよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
購入するノートパソコンを決められない方は、Stable Diffusionを使うのに必要十分なスペックのG-Tune H6-I9G80BK-Aがおすすめ。
12GBのVRAMでスムーズにAIイラストを生成していけるでしょう。
出典元:マウスコンピューター公式サイト
>>G-Tune H6-I9G80BK-Aのセール状況を見てみる
やっぱりコスパのいいデスクトップ型パソコンを検討したい方は、以下の記事も合わせてお読みください。デスクトップ型なら、12GBのVRAMを搭載したマシンでも15万円くらいで購入することができますよ。