【Premiere Pro】プロジェクトマネージャーの使い方!【他のPCでも作業可】
STEP4:初案件獲得までにやること4つ STEP5:月10万円までのテクニック集 動画編集
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- 納品を求められたけど、プロジェクトファイルって何?
- 他の人のPCで編集を引き継いでもらうにはどうしたらいい?
- プロジェクトファイルを渡すときに気をつけることは?
こういったお悩みにお答えします。
動画編集の仕事の中には、動画だけでなくプロジェクトファイル形式での納品を求めているものが多くあります。
このときに、プロジェクトマネージャーの使い方が分からないと応募できませんし、採用されたとしても、スムーズに納品ができず信頼を失う原因になってしまいます。
一方、しっかりとプロジェクトマネージャー機能を使うことができれば、やりとりもスムーズに進みますし、他の編集者とも差をつけることができるのです。
この記事では、初心者の方向けにPremiere Proのプロジェクトマネージャー機能の使い方について解説しますので、最後まで読むことでプロジェクトマネージャーの使い方や、相手に送るときのポイントが分かります。
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プロジェクトマネージャー機能とは
プロジェクトマネージャー機能とは、そのプロジェクトで使用されている素材とプロジェクトファイルをまとめて出力してくれる機能です。
プロジェクトファイルとは
- フォント・SE・BGMはこれ
- テロップの位置はここ
- カットしたのはこのタイミング
- 音量は〇dbに調整した
などなど…編集の情報が詰まっている設計図のようなものです。
分かりやすいですね。
そのため
- 元の動画やBGMなどの素材
- プロジェクトファイル
この両方があると、他の人のPCでもあなたの編集を再現することができます。
これらを一括で出力してくれるのがプロジェクトマネージャー機能です。
プロジェクトマネージャー機能の使い方
左上のメニューバーの『ファイル』から『プロジェクトマネージャー』をクリックします。
使ってもいないファイルが出力されても意味がないため、右側の『未使用のクリップを除外』にはチェックを入れておくのがおすすめです。
その他、細かな設定についてはAdobe公式サイトに記載があります。
『ファイルをコピーして収集』にチェックが入っていることを確認しつつ、保存先を指定して『OK』を押します。
すると、保存先として指定したフォルダに編集で使っている素材とプロジェクトファイルが出力されます。
こうして出力されたプロジェクトファイルをPremiere Proで開くと、元のファイルを開いたときと全く同じ編集画面が表示されます。
プロジェクトファイル一式の納品を求められている場合は、このフォルダごと送ってあげればOKです。
プロジェクトマネージャーのメリット
プロジェクトマネージャー機能の最大のメリットは、他の人が編集を引き継ぐために必要な『素材+プロジェクトファイル』を簡単に出力できることです。
プロジェクトマネージャー機能を使わずに『素材+プロジェクトファイル』を送ろうとするととても大変です。必要な素材をすべて手動でPC内から集めてこないといけません。
たくさんの画像やSEを使ってい場合は特にめんどくさいですね。
もし素材が欠けていると
素材が欠けた状態でプロジェクトファイルを開くと、このようなエラーが表示されます。
右下の『オフライン』をクリックするとこのまま開くこともできますが、見つかっていない素材は正しく表示されません。
こうなると、画面の右下にある『検索』をクリックして、リンクが切れてしまったファイルの場所を探す必要があります。
場所を指定して『OK』を押すと、リンクが復活し素材を正しく表示することができます。
プロジェクトマネージャー機能では、必要な素材を残さず出力してくれるため、このようなリンク切れを起こすことがなくとても便利ですね。
クライアントに渡す前に整理すると評価アップ!
実際にクライアントやディレクターにプロジェクトファイルを渡すときは、相手が見やすいよう整理して送ってあげると喜ばれます。
プロジェクトパネルを整理
素材がたくさんあるときは、画面左下のプロジェクトパネル上で右クリックし、『新規ビン』でフォルダを作り整理しておくとすっきりしますね。
ご自身のPC内のフォルダのように、『SE』『画像』などの項目ごとに整理するのが分かりやすくておすすめです。
タイムラインを整理
タイムライン上でも素材の種類ごとにラベルの色を変えたり、目次を作ったりしておくと見やすくなります。
タイムライン上の素材は、選択した状態で右クリック→『ラベル』で好きな色に変えることができます。
目次を作るには、タイムライン上でなにも素材が選択されていない状態でキーボードの『m』を押し、再生ヘッドの位置にマーカーを追加しましょう。
次に、このマーカーをダブルクリックします。
『名前』の欄に開始時間とタイトルを書いたら、デュレーションの数字を少し伸ばしましょう。
あとで調整しますので、この数字は適当で大丈夫です。
また、マーカーの色を変えたい場合は好きな色を選びましょう。
マーカーの右端をドラッグすると好きな位置まで伸ばすことができます。
このようにプロジェクトファイルを整理してから送ってあげると、相手に『この人、できる!』と思わせることができます。こうした気遣いで周りの編集者に差をつけましょう!
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『プロジェクトマネージャーの簡単な使い方!』のまとめ
- プロジェクトファイルでの納品を求めている案件も多い
- 素材とプロジェクトファイルを一括で出力できて便利
- 送るときには相手が見やすいように整理してから
出力してみましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!