【Stable Diffusion】人物・人種に関する呪文(プロンプト)

AIイラスト

    ※当ブログはアフィリエイト・アドセンスによる収益で運営されています。

こういったお悩みにお答えします。

Stable Diffusionでイラストを生成するとき、人物が登場することが多いですよね。しっかりと呪文(プロンプト)を使い分けられないと、思いどおりの人物を描いてくれない…なんてことに。

この記事では

これらについて解説していくので、最後まで読むと望みどおりの人物を登場させるためにどんな呪文を入力すればいいかがわかります。

Stable Diffusionで使える呪文(プロンプト)の一覧を見たい方は以下の記事も合わせてお読みください。実際に生成したイラスト付きで解説しています。

>>Stable Diffusionでおすすめの呪文(プロンプト)集一覧!

【Stable Diffusion】人物・人種に関する呪文(プロンプト)

    ※この記事をブクマしておくとイラスト生成時に便利だと思います。

Stable Diffusionで人物・人種に関する呪文(プロンプト)一覧を紹介していきます。今回紹介する呪文についてはすべてイラストで比較しているので参考にしてください。

女性の年齢に関する呪文(プロンプト)

呪文(プロンプト) 効果
woman 女性
girl 女の子(高校生くらい)
female child 女の子(小学生くらい)
loli
mature female 熟女
old woman 老女

 

女性の年齢比較

男性の年齢に関する呪文(プロンプト)

呪文(プロンプト) 効果
boy 男性
male focus 男性に焦点をあてる
bishounen 美少年・イケメン
male child 男の子(小学生くらい)
shota
otoko no ko 男の娘
mature male 大人の男性・おっさん
old man 老人

 

男性の年齢比較
『boy』や『male child』を使う場合は『male focus』も一緒に入れておきましょう。これがないと高確率で女性が出力されてしまいます。

otoko no koで通じるんかい。

人数に関する呪文(プロンプト)

呪文(プロンプト) 効果
2 girls 二人(女性)
yuri
2 boys 二人(男性)
couple 男女
multiple girls 女性複数人
6+girls 複数人(大勢)
no humans 人間がいない

 

人数比較

複数人は成功率が低いです。イラストのサイズも大きくしないとなかなか大勢の人を描いてくれません。

たくさんの男性を描いてほしい場合はmultiple boysなどを入力してください。

人種に関する呪文(プロンプト)①

呪文(プロンプト) 効果
american・europianなど 白人
african・dark skin 褐色の肌・黒人
asian アジア人
japanese 日本人
elf エルフ
dark elf ダークエルフ

 

人種比較
EasyNegativeが効きすぎて人種の差が出にくいですね。人種を細かく描き分けたいときは外した方がいいかもしれません。

人種に関する呪文(プロンプト)②

呪文(プロンプト) 効果
angel 天使
demon 悪魔
monster モンスター
fairy 妖精
medusa メドゥーサ
vampire ヴァンパイア
zombie ゾンビ

 

人種比較②
『monster』と入力した場合は普通の怪物も出ます。

体型に関する呪文(プロンプト)

呪文(プロンプト) 効果
muscular male 筋肉質な男性・マッチョ
muscular female 筋肉質な女性
toned 引き締まった体
curvy グラマー
plump ぽっちゃり
fat デブ・肥満
skinny 痩せている
emaciated ガリガリ

 

体型比較
太り具合はcurvy < plump < fatの順。emaciatedは不健康な痩せ方です。

胸の大きさについては以下の記事で紹介しています。

>>【Stable Diffusion】エロ・センシティブ用の呪文(プロンプト)

呪文(プロンプト)だけでなくLoRAも併用してみよう


特定のキャラクターを真似したイラストを生成するには呪文だけでは難しいことも。呪文だけで細かく指定しようとすると、どうしても長くなってしまうんですよね。

その結果一つ一つの呪文が軽視されてしまい、結局うまくいかないことが多々あります。

そんなときに重宝するのがLoRA。LoRAとはモデルに追加学習させることによって特定の方向に『微調整』するものです。

世の中にはたくさんのLoRAが作成・公開されているため、あなたの好みに合ったものが見つかれば望みどおりのイラスト生成に大きく近づけるでしょう。

なおLoRAの導入方法・使い方については以下の記事で詳しく解説しています。

>>Stable Diffusionで使えるLoRAとは?導入方法と注意点を解説!

もっとスムーズにイラストを生成したいなら…


もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。

グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。

本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。

コスパを重視する方・予算が5万円以下の方はRTX 3060一択と言っていいでしょう。

もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。

>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!

PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。

>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!

生成した大量のイラストを簡単に管理する方法


Stable Diffusionで生成した大量のイラストを効率的に管理するなら『Eagle』というツールがおすすめ。

Eagle使い方①
イラストを生成するとメタデータが自動でEagleに送られ、タグやメモとして保存されます。このタグを使うことで検索や管理がとても楽ちん。

Eagle使い方②
例えば『a dog』というタグで検索すると、そのプロンプトで生成されたイラストだけを表示することができます。『あのイラストどんなプロンプトで生成したっけ?』『LoRAのトリガーワード忘れた』なんて迷わずに済みますよ。

Eagleは本来『約4,000円・買い切り型』の有料ツールですが、30日間の無料体験ができるので、とりあえず試してみてください。

>>公式サイトでEagleを無料体験してみる

『【Stable Diffusion】人物・人種に関する呪文(プロンプト)』のまとめ

  • 女性のイラストばっかり出力されがち
  • 小さいサイズで複数人を描かせるのはかなり困難
  • 特定のキャラクターのイラストを作るならLoRAも併用してみて

ここまでお読みいただきありがとうございました!

他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。

>>【完全初心者用ガイド】Stable Diffusionの使い方を徹底解説!