動画編集に最低限必要なグラボのスペックについて解説!
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こういったお悩みにお答えします。
動画編集者にとって、GPU(グラボ)のスペックはとても大事。作業効率に大きくかかわってきます。
しかし市販されているグラボの性能はピンキリで、中には30万円するモデルも…。『そんな予算ないよ!』と思う方も多いでしょう。
この記事では、現役の動画編集ディレクターが
- 【2GB以上のVRAM】動画編集に最低限必要なグラボのスペック
- スムーズに作業を行いたいなら4GB以上のグラボがおすすめ
- グラボ以外のパーツのスペックも重要
- 4GBのVRAMを持つグラボを搭載した動画編集用パソコン2選
これらについて解説していくので、最後まで読むと動画編集に最低限必要なグラボのスペックがわかり、初期費用を抑えつつ動画編集を始めることができます。
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【2GB以上のVRAM】動画編集に最低限必要なグラボのスペック
はじめに結論ですが、動画編集に必要なグラボのスペックは『VRAMが2GB以上あること』です。グラボ選びの際はこの条件を満たしたものを購入しましょう。
VRAMに関する基礎知識
VRAMとは、簡単に解説すると『画像処理専用のメモリ』のこと。画像を扱うときに使う作業机の大きさをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
似たようなパーツとして、メモリ(RAM)が挙げられます。これはパソコンで行うさまざまな処理の際に使われる作業机。
画像処理までこのメモリを使ってしまうと、机のスペースが圧迫されて作業が遅くなることもあります。
そこで登場するのがVRAM。画像処理用に別の作業机を使うことでそれぞれスムーズに作業を進めることができるのです。
VRAMが2GBあればいい理由
出典元:Adobe公式サイト
2GB以上のVRAMをおすすめしている理由は、Adobe Premiere Proの最小スペックを満たしているからです。Premiere Proは動画編集業界でスタンダードなソフト。これから動画編集を始めるならPremiere Proを動かせる環境は最低限確保しておきたいところですね。
出典元:Filmora公式サイト
なお、別の動画編集ソフト『Filmora』でも同様に2GB以上のVRAMが必要。やはりこのくらいのスペックが最低限の水準なのでしょう。
2GBのVRAMを持つGPUだと、具体的にはGEFORCE GTX 1050などが対象になってきますね。
出典元:Adobe公式サイト
Adobe公式サイトではサポートしているグラボの一覧も示されているので、購入の際には参考にしましょう。ただし、残念ながら2GBのVRAMを持つグラボはあまり対象になっていないようです。
一覧にないグラボを使う場合は『Premiere Proは一応動かせそうだけど、自己責任で』というイメージで考えておきましょう。
スムーズに作業を行いたいなら4GB以上のVRAMを持つグラボがおすすめ
ここまで解説してきたとおり、動画編集に最低限必要なグラボは2GB以上のVRAMを持つ製品でした。
しかし、もしあなたがより快適に動画編集をしたいなら4GB以上のVRAMを持つグラボを選ぶのがおすすめ。
出典元:Adobe公式サイト
先ほどは『最小スペック』の項目について解説しましたが、Premiere Proの『推奨スペック』としては4GB以上のVRAMが必要。
出典元:Adobe公式サイト
Adobeにサポートされているグラボの種類を見ても、4GB以上のVRAMを持つものがほとんどです。
2GBのVRAMしかないグラボだと、書き出しに時間がかかったりプレビュー画面がカクカクしたりすることも多いでしょう。あくまで『なんとかソフトが動くよ』というスペックですからね。
本格的に動画編集を始める方は4GB以上のVRAMを持つグラボを選んでおきたいところですね。
VRAMの容量 | 価格 | Adobeにサポート されているか |
|
GeForce GTX 1650 |
4GB | 18,500円 | 〇 |
GEFORCE GTX 1050 |
2GB | 24,600円 | 〇 |
GeForce GT 1030 |
2GB | 9,980円 | × |
4GBのVRAMを持ち、なおかつAdobeにサポートされているグラボでも価格は2万円以下。
あまりケチらずに4GB以上のグラボを選んでおくことがおすすめです。
『どうしても予算に余裕がなく、Adobeにサポートされていないグラボでも構わない』という方のみ2GBのVRAMを持つグラボを選びましょう。
なお価格は記事執筆時点のものなので、最新情報はAmazonなどで確認してみてくださいね。
GeForce GTX 1650
GeForce GTX 1050
GeForce GT 1030
グラボ以外のパーツのスペックも重要
動画編集用パソコンにはCPU・メモリなどのスペックも重要です。グラボだけが大容量でもその他のパーツがしょぼければ意味がありません。
- CPU:Intel第7世代以降・AMD Ryzen3000シリーズ以降
- メモリ:16GB以上(4K動画なら32GB以上)
Premiere Proの推奨スペックについてこのように記載されています。
グラボの性能を活かすためにも、しっかりと推奨スペックを満たすCPU・メモリが搭載されたパソコンを選びたいですね。
4GBのVRAMを持つグラボを搭載した動画編集用パソコン2選
Premiere Proの推奨スペックである4GBのVRAMを持つグラボを搭載した、動画編集におすすめのパソコンを2つ紹介します。もちろんCPU・メモリもPremiere Proの推奨スペックを満たしているマシンばかり。快適に動画編集できるでしょう。
価格はあくまでも記事執筆時点のものなので、最新情報は公式サイトで確認してくださいね。けっこう目まぐるしく変わるんですよ。
コスパ最強ノートパソコン『Lenovo IdeaPad Gaming 370i』
出典元Lenovo公式サイト
Lenovo製のコスパ最強ノートパソコンです。
出典元Lenovo公式サイト
- CPU:第12世代のcore i5
- メモリ:16GB
- GPU:GeForce® RTX™ 3050(4GB)
これらのパーツが搭載されており、快適にPremiere Proを動かせるスペックを持っています。そのうえで価格は税込139,810円ととてもコスパの良いノートパソコン。
会社やカフェなど、外出先でも作業をしたい方には特におすすめです。
モニターは16型と一般的なサイズなので、動画編集をする方は27インチくらいのモニターも一緒に購入しておくといいかもしれません。大画面のほうがミスも減りますし、目にも優しいですからね。
出典元Lenovo公式サイト
ユーザーも口コミは5段階中4.6と高評価。
出典元Lenovo公式サイト
『Adobeを使いたくて購入を決めました』という方もいらっしゃいますね。使いやすくて満足しているようです。
あなたもLenovo IdeaPad Gaming 370iで出費を抑えながら動画編集を始めてみませんか?
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デスクトップ型ならコレ!『mouse DT7-G』
出典元:マウスコンピューター
こちらはマウスコンピューター製のデスクトップ型パソコン。
- CPU:第11世代のcore i7
- メモリ:16GB
- GPU:GeForce® GTX 1650(4GB)
動画編集をするのに必要十分なスペックを持ち、自宅で作業する方におすすめの1台です。
出典元:マウスコンピューター
ユーザーのレビューも5段階中4.5と高評価!処理能力について良い口コミが見られます。有名メーカーであるマウスコンピューター製マシンなのでサポートも安心です。
『もう少し高性能のマシンも見てみたい』という方はこちらの記事も合わせてお読みください。4GBのVRAMにこだわらず紹介しています。
『動画編集にGPU(グラボ)は不要?なしでも大丈夫?』のまとめ
- 動画を編集するなら外付けのGPU(グラボ)は必要
- GPUの有無で書き出し時間が大きく変わる
- しっかりとGPUを搭載したパソコンで快適に作業しよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
予算を抑えつつ快適に動画編集ができるパソコンをお探しならLenovo IdeaPad Gaming 370iがおすすめ。
外出先でも作業ができて便利なうえ約13万円ととてもお得なので、これから動画編集を始める方は検討してみてください。
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デスクトップパソコンの場合モニターなどは別売りなので、モニターも一緒に買う方は以下の記事を参考にしてくださいね。