【Stable Diffusion】Eagle用の拡張機能『Eagle-pnginfo』の導入方法と使い方
- ※当ブログはアフィリエイト・アドセンスによる収益で運営されています。
こういったお悩みにお答えします。
画像管理ソフトとして有名なEagleですが、Stable Diffusionで生成したイラストを管理するならEagle-pnginfoの導入は必須。これがないと生成したイラストが自動でEagleに送られないため、魅力が半減してしまいます。Eagleユーザーの方は忘れずにインストールしておきましょう。
この記事では
- 【Stable Diffusion】Eagle用の拡張機能『Eagle-pnginfo』の特徴とは?
- Eagle-pnginfoの導入方法
- Eagle-pnginfoの使い方・設定
- もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
これらについて解説していくので、最後まで読むとEagle-pnginfoという拡張機能を使って、プロンプトなどの情報をタグとしてEagleに送る方法がわかります。
まだEagleを導入していない方は以下の記事も合わせてお読みください。
>>【無料体験】Stable Diffusionで生成したイラストを管理できる『Eagle』の使い方
【Stable Diffusion】Eagle用の拡張機能『Eagle-pnginfo』の特徴とは?
Eagle-pnginfoはStable Diffusionで生成したイラストのデータを自動でEagleに送ってくれる拡張機能です。
Eagle-pnginfoを導入していると、普通にイラストを生成しただけで
イラストとともにプロンプトなどのメタデータが『タグ』や『メモ』としてEagleに送られます。
一方Eagle-pnginfoがないと、生成したイラストをEagleに取り込んでも情報がまったく表示されません。これではエクスプローラーのフォルダに放り込んであるのと大差なし。管理も検索もしづらいですよね。
大量に生成したAIイラストをEagleで賢く管理するために、Eagle-pnginfoは必須と言える拡張機能です。
Eagle-pnginfoの導入方法
Stable Diffusion web UIの操作画面で『Extension』→『Install from URL』タブを選択し
- https://github.com/bbc-mc/sdweb-eagle-pnginfo
このURLをコピペしてください。
下にある『Install』ボタンを押すと、自動でインストールが始まります。
インストールが完了したら『installed』のタブに移動し、『Apply and restart UI』ボタンをクリックしましょう。Stable Diffusionが再起動され、sdweb-eagle-pnginfoが適用されます。
Eagle-pnginfoの使い方・設定
『Settings』→『Eagle Pnginfo』タブを開き、自動でEagleに送る情報を選んでいきます。
Send all image to Eagle
チェックを入れると、Stable Diffusionで生成したイラストを自動でEagleに送ってくれます。チェックしないとはじまらないので忘れずにチェックしましょう。
Save Generation info as Annotation
メタデータをEagleのメモ欄に保存するかどうか。メモ欄の内容は『タグ』としては使えませんが、チェックして情報を送っておくのがおすすめです。
Save positive prompt to Eagle as tags
プロンプトをタグとしてEagleに保存するかどうか。もちろんチェックしておきましょう。
Save negative prompt as
ネガティブプロンプトをタグとしてEagleに保存するかどうか。これも保存しておくのがおすすめ。
- None:保存しない
- tag:保存する
- n:tag:頭文字に『n:』をつけて保存する
通常のプロンプトと区別したいなら『n:tag』を選んでおきましょう。
Use prompt parser when save prompt to eagle as tags
チェックを入れると、Eagleにプロンプトを保存するときに強調を外します。
(1 girl:1.5) → 1 girlとして保存されるイメージ。
Eagleからコピーしてプロンプト欄に貼り付けることもあるので、筆者はチェックを入れていません。
Additinal tag pattern
タグとして追加したい項目があればここに追記しましょう。使える項目は以下のとおり。
- Steps,Sampler,CFG scale,Seed,Face restoration,Size,Model hash,Model,Hypernet,Hypernet strength,Variation seed,Variation seed strength,Seed resize from,Denoising strength,Conditional mask weight,Eta,Clip skip,ENSD
これらの中から『このタグで検索するかも』と思うものを記入しておいてください。少なくとも『Model』は入れておくのがおすすめ。
Outside Eagle server connection (url:port)
公開されている Eagle サーバへ画像を送信する設定です。よくわからなければ空欄で。
(option) FolderID or FolderName on Eagle
Eagle上での画像保存先フォルダを、FolderIDまたはFolder名で設定できます。
(option) Allow to create folder on Eagle, if specified foldername dont exists.
指定された名前のフォルダが存在しない場合に、新しくその名前のフォルダを作成します。
設定が終わったら左上の『Apply settings』ボタンを押したうえで『Reload UI』で再起動しましょう。
その後、いつもどおりイラストを生成すると
タグやメモなどたくさんの情報と一緒に、イラストがEagleに保存されます。
もっとスムーズにイラストを生成したいなら…
もしあなたがもっと快適にAIイラストを生成したいなら、グラボを見直してみるのがおすすめです。
グラボはAIイラストを生成するうえで最も重要なパーツ。いくらCPUやメモリが高性能でもグラボがしょぼかったら致命的です。
本格的に取り組んでいくのなら、グラボにはケチらず投資しましょう。最低でも12GBのVRAMは確保しておきたいところ。VRAMが2GB・4GBくらいしかない古いグラボだと高解像度化や学習に大きな支障が出てしまいます。
コスパを重視する方・予算が5万円以下の方はRTX 3060一択と言っていいでしょう。
もう少し予算が確保できて、さらにハイスペックなグラボに興味がある方は以下の記事もお読みください。きっとあなたに合ったグラボが見つかりますよ。
>>【コスパ重視】Stable Diffusionにおすすめのグラボ3選!
PCごと買い替えを検討している方は以下の記事をお読みください。快適にStable Diffusionを使えるマシン3選を紹介しています。
>>Stable Diffusionにおすすめのパソコン3選と推奨スペックを解説!
『【Stable Diffusion】Eagle用の拡張機能『Eagle-pnginfo』の導入方法と使い方』のまとめ
- Eagle-pnginfoはStable DiffusionとEagleを連携させるための拡張機能
- 生成時に自動でEagleに情報を送ってくれる
- どの項目をタグとして送るかは自分好みで決めよう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
他にもわからないことがあったら以下の記事をお読みください。初心者向けにStable Diffusionの使い方を一から解説しています。